昨年度2月27日28日に開催した高知県香美市の移住ツアー「農とナニカのはじめ方」に参加いただいた吉井さんによる超大作ツアー体験レポートその7をお届けします。今回は2日目に訪問した香北町での昼食を紹介する内容です。
am12:00 昼食 かこねぇの田舎ごはん
さて、森林研修センターを後にして、「お昼ごはんですよ~」と一同が連れて行かれたのがここ↓。
エッ?!
水道工事の工務店さんじゃん???しかしよく見ると、看板の一番下に「時遊ポケット」の文字が。えっ? 時空を行き来する4次元ポケット的ななにか???と、口あんぐりなアホ顔になって入口を入っていくと、
どうやら、1Fが時空を遊ぶ空間らしい。しかし、電話番号は水道屋さんと共通。んーー、なんなんだろう?
そして、さらに扉をくぐった向こう側に見えてきた光景は・・・
!
これはっ!!
仮面ライダーの半身像っ!!! じゃなくて、
高知流大皿ごちそう責め!!!
おぉー!(涎)
※上から、焼きそば、イタドリの炊いたん、ちらし寿司
おぉー!(涎)
※タラの芽の天ぷら、ふきのとうの天ぷら、沖うるめの天ぷら、エビフライ
おぉー!(涎)
※一番下はハンバーグ
おぉー!(涎)
※イカとキャベツの酢味噌和え、文旦と八朔の盛り合わせ
さすが香美市だけあって、イタドリ、タラの芽、ふきのとうと山の幸の充実度が高いっ!沖うるめも高知でよく食べられる程よく脂の乗った白身の魚で、春と秋によく出回ります。文旦や八朔も高知でとれるさっぱり系柑橘類の代表。
何だか、高知の親戚宅にお呼ばれしたときのご馳走のような料理の数々!
箸置きも高知っぽい!
デザートには、土佐山田の高校生が開発したという「山田まん」も!
おなかいっぱいで、その場では食べられなかったんですが、竹炭を混ぜた黒い皮の中に、地元産生姜入り白餡の入った、生姜風味の饅頭です。
高知流おもてなしでは、必ず食べきれないくらいたくさんの料理がテーブルに並びます。で、往々にして、みんな「もうおなかいっぱいでゲフッ」ってなってマットを2回叩くんですが、そんなことを見越してちゃんと折り詰め用の容器が用意されてます。
今回もご多分に漏れず、
こんな感じで、食べきれなかった分は、みなさん家ごはん用に折りにしてお持ち帰り。
高知では大皿料理(皿鉢_さわち)を囲んでみんなでワイワイ酒宴をすることを「おきゃく」といいますが、なんだか親戚の家におきゃくに呼ばれてご馳走をいただいたような「かこねぇの田舎ごはん」、外食するだけでは味わえない高知の文化を垣間見ることのできる企画でした。
この時遊ポケット、棚に並んでるボトルを見ると・・・
夜は大人の時間もありそうです。いつか、夜の部もおじゃましてみたいですね。
それでは、今回のレポートはこれでおしまいです。次回はいよいよ、谷相地区の先輩移住者さん宅のレポートをお送りします。
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