2月27日28日に開催した高知県香美市の移住ツアー「農とナニカのはじめ方」に参加いただいた吉井さんから超大作のツアー体験レポートが届きました!本当はずっと前にいただいていたのですが、年度末は報告書やら決算やらでごにゅごにょごにょ… 遅くなってスミマセンでした(_ _;)
さて、レポートいただいた吉井さんは、2月のツアーだけでなく、11月に開催した「イケダハヤトさんと行く高知県香美市の移住ツアー」にもご参加いただいたリピーター参加者で、香美市移住に強い関心を持っていただいているため、今回のツアーレポートをお願いした次第です。
なお、本レポートはツアーの詳細を細かく紹介いただいていますので、複数回に分けて掲載させていただきます!
吉井さん体験レポ「いなかみのツアーに対する印象」
前回のツアーもそうでしたが、いなかみさんのツアーはテーマ設定が上手だと感じています。前回は猪野々(香美市香北町)という集落がクローズアップされたツアーで、イケダハヤトさんのトークや参加者が「移住したら何がしたいか」を発表するワークショップを交えながら、猪野々地区の方たちと交流する企画でした。
ワークショップという試みが僕的にはとても良かったと思っており、他の移住希望者の考えていることを知るのはとても参考になるし、ツアーが「地元→参加者」の一方通行にならずに、地元の人に参加者のことを知ってもらう「参加者→地元」の情報伝達の機会が得られ、ツアーに双方向性が生まれたのも大きな成果だったんじゃないかと思います。
【関連リンク】
第2回移住ツアー開催しました。その様子、早くもブロガーさんがUPしてくれています!
http://inakami.net/event/ijyuutua-7491.html
今回のツアーのポイントは「半農半X」
そして今回の「農とナニカのはじめ方」というのも、なかなか魅力的なテーマだと思います。カタカナで「ナニカ」というコピーセンスもいいですね。「何か」や「なにか」よりアノニマスな広がり感があって、最近注目されている「半農半X」という言葉に呼応しています。
半農半Xというのは「自分や家族が食べる分の食料は小さな自給農でまかない、残りの時間は「X」つまり自分のやりたいこと(ミッション)に費やすという生き方」(参考文献:http://ishes.org/cases/2011/cas_id000025.html)ですが、これはまさに僕が目指している方向性に合致していて、参加する前からワクワク感が高まりました。
今回のツアーは、半農半Xだけではなく、専業農家として移住を考えている方々にも対応していました(香美市は良好な土壌に恵まれた農業に好適な土地柄)
ツアーの1日目は現在専業農家をしていらっしゃる先輩移住者を訪問しました。そして2日目は、モノづくりを主な生業としながら自給的農業をしてらっしゃる半農半X的な先輩移住者を訪問する、というプログラムでした。その2日間の様子をレポートいたします。
※続きは次回「ニラ農家の板橋さん訪問と韮生米実食!香美市移住ツアー体験レポ2」に掲載します。