かつてニシン漁で栄え、ソーラン節発祥の地として有名な積丹町。
北海道の西海岸につき出る積丹半島にある積丹町と香美市(旧土佐山田町)との交流のきっかけは、よさこいでした。

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北海道で開催されるYOSAKOIソーラン祭り。ここからよさこいは一気に全国に広がり、今や世界各地で踊られています。

その発端は北海道大学の学生が高知のよさこい祭りを見たことに始まります。よさこいを北海道で踊りたい、その思いは札幌市を動かし、1992年(平成4年)6月に第1回大会が開かれました。

さらに、やっぱり本場でも踊りたいと考えたメンバーは同年8月に高知で踊ることを考えますが、問題は120名の大所帯を賄う多額の費用。格安の宿泊施設を探しますが、そんな宿泊施設はなかなかありません。そこで旧土佐山田町が受け入れを承諾し、町内の若者組織のメンバーが中心となり、役場職員等で対応しました。これにより北海道大学生達は、本場高知の『よさこい祭り』で踊りたいとの夢を実現することができました。

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この時、宿泊した「ヤーレンソーラン積丹町」のメンバーと土佐山田町の若者が意気投合。その後、積丹町と合同チームでYOSAKOIソーラン祭りに参加し、積丹町との交流が始まりました。このチームは翌年の土佐山田まつりから現在まで、形を変えながらも北海道・香美市の双方で連続出場を続けています。(詳しくは香美市HP姉妹都市参照

交流の歴史は積み重なり、旧土佐山田町時代の2002年(平成14年)に晴れて姉妹都市提携締結。有志による交流事業は継続的に実施され、今では積丹町は「刃物祭り」に、香美市は「積丹ソーラン味覚祭り」に参加。小学生の交流事業も行われ、先月には学校給食に積丹町のホッケが登場していました。

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もちろん、今年も6月に行われる第27回YOSAKOIソーラン祭りに積丹町と香美市の合同チームが出場します。そこで、香美市では現在、参加申し込みを受付中。振り付けはオリジナルですが、初心者でも大丈夫。北海道は札幌のど真ん中で、思いっきりよさこいを踊ってみませんか?

旅行日程:6/8(金)〜6/11(月)3泊4日
参加費:55,000円(予定)
問合せ・資料請求先:香美市定住推進課まちづくり班 ℡0887-53-1061

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NPOいなかみ

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