移住者と話しをしていてよく聞く話。それが自宅の草刈りについて。特に夏場は草がよく伸び、1ヶ月放置したらもう草ボーボーです。
まあ、確かに見栄えは悪いけど、自分の家だし構わないよ\(^O^)/
と思ったそこの移住希望者のアナタ。もし田舎の里山に移住したいなら、その考えは改めた方がいいですよ。里山に移住した人達は口を揃えて「草刈りだけはちゃんとしといた方がいい!」といいます。
草刈りは人格だ!
特に面白かったのが「田舎では草刈りが人格だよね」という話。
どんなに酒癖が悪くても、どんなにギャンブル好きでも、草刈りさえしていればいい人だと思われる。
すごい話ですよね(笑)でも本当に、それくらい田舎では草刈りが重要視されるんです。
なぜそれほど草刈りが大事なの?
田舎、特に山間部に近くなればなるほど、草刈りは重要になってきます。個人的な見解ですが、草刈りができているかどうかは「集落であるかどうか」の指標なのかもしれません。草刈りによる景観の維持=人が住んでいる証=集落。そんなイメージ。
放置された空き家、担い手が居なくなって田畑などを見ると、空き家は崩れて植物が侵食し、田畑はそこが田畑であったことがわからないほど、草に覆われます。そうした光景を見ると、確かに草刈りをして管理することの大切さが身に染みます。
田舎の集落は、住民全員で地域の景観を維持しています。だから、田舎暮らしがしたい人は、自分の家の草刈りはもちろん、集落の草刈りにも積極的に参加してくださいね。
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