よさこい祭りで使用する「鳴子（なるこ）」を製作する「やまもも工房（高知県香美市）」が、コロナ禍による全国規模のよさこい祭り中止によって工場閉鎖の危機に直面しており、この危機をなんとか乗り越えようとクラウドファンディングをスタートさせています。

熟練の職人でも長期間休むと技術を維持できない

やまもも工房の鳴子は、熟練の職人が手作りで製作しており、日本だけでなく海外からも発注も受けていますが、その注文はコロナ禍により9割減となったいるそうです。ただ、仕事が無いからと職人を手放してしまえば、必要な時に再雇用したとしても簡単に今のレベルの鳴子をつくることは難しく、よさこいが再開されることを信じて作り続けているとのことです。

【関連リンク】
よさこい鳴子がドドドーン！　香美市にこんな素敵なギャラリーありました
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クラウドファンディングで雇用継続と新商品開発

今回のクラウドファンディングで得た資金は、工場の維持や職人スタッフの雇用継続、今後にむけた新商品開発等に使われるとのことです。高知のよさこい祭りは、全国に広がっただけでなく今では世界にも広がるお祭りとなっています。

先日高知を訪れてトークイベントを行った実業家、堀江貴文さんも

「高知には100万人来てもおかしくないくらいのポテンシャルがある。よさこい祭りにとてつもない可能性がある」

と話されていました。

よさこい祭りが再開されれば、やまもも工房への鳴子注文はきっと以前のように回復するものと思います。高知の文化に根ざした香美市の産業を守っていくためにも、ぜひクラウドファンディングにご協力ください。

【外部リンク】CAMPFIRE
助けてください！よさこい鳴子工場　高知県香美市「やまもも工房」
https://camp-fire.jp/projects/view/566488?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=fb_share&fbclid=IwAR2vsgpeykajaN2bph2eAzEHMX_4xgp3s9PAKqYOqsKWqrH3W4UVqAw8Ekg