2014年3月9日、香美市物部町神池にて、神池映像コンテストの結果報告会が行わ、高知工科大学の「ココイコ!プロジェクト」チームが見事、最優秀賞を獲得しました。本コンテストは、高知大学・高知県立大学・高知工科大学の県内3大学生が連携して、神池地区への移住促進をテーマに映像作成を行い、その出来映えを競い合うものでした。(主催:NPO法人FUSE)

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神池映像作成コンテスト結果報告会

26名の学生が4チームで競い合う

今回のコンテストは、高知大学から8名、高知県立大学から6名、高知工科大学から12名、計26名の学生が集まり、以下の4チームに分かれて映像作成を行いました。各チーム2~3回ほど神池地区を訪れて撮影を行い、各自で編集作業をして、提出締切の2月28日に作品が出そろいました。

【神池映像作成コンテスト エントリーチーム】
■ウラ学同好会 (高知大学チーム)
■ココイコ!プロジェクト (高知工科大学チーム)
■「活輝」創生実行委員会 (高知県立大学チーム)
■トライデント (3大学混合チーム)

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産学官から6名の審査員

映像の審査は、産官学の分野から6名の方に依頼。3大学の連携に力を入れていたため、各大学から1名ずつ、高知県、香美市から1名ずつ、民間企業から1名、という構成になりました。

【神池映像作成コンテスト 審査員】
■市原 潤 さん(株式会社トレードマーク高知)
■今城 逸雄 さん(高知大学)
■今田 博明 さん(香美市まちづくり推進課)
■清原 泰治 さん(高知県立大学)
■國沢 一之 さん(高知県地域産業振興監)
■渡邊 法美 さん(高知工科大学)

神池映像作成コンテスト審査会
神池映像作成コンテスト審査会の様子(※2名欠席)

また、審査の基準は、大学生のコンテストであること、地域への移住がテーマであることから、下記の形(合計30点)でお願いしました。

【審査基準】
(1)ターゲットがイメージできているか(5点)
(2)伝えたいことが明確になっているか(5点)
(3)地域の想いが反映されているか(10点)
(4)大学生らしい独創的で楽しい雰囲気が感じられたか(10点)

最優秀賞は「ココイコ!プロジェクト」チーム

審査員による事前審査と、3月9日当日の発表を踏まえて、最優秀賞1チーム、優秀賞2チームを選出。その結果、高知工科大学の「ココイコ!プロジェクト」チームが見事、最優秀賞を受賞しました。各賞の受賞チームは以下の通りです。

【最優秀賞】
■ココイコ!プロジェクト (高知工科大学)

【優秀賞】
■「活輝」創生実行委員会 (高知県立大学チーム)
■トライデント (3大学混合チーム)

【神池賞】
■ウラ学同好会 (高知大学チーム)

ココイコ!プロジェクトの作品
最優秀賞「ココイコ!プロジェクト」の作品(キャプチャ画像)

「田舎に移住=都会に疲れた人」だけじゃないよ

結果発表の後、審査員から全ての作品に対して「この短期間によくここまで」「それぞれの作品にそれぞれの良さがあった」「本当に素晴らしい」といった、惜しみない言葉が送られました。また、よりよい作品に仕上げるためには「どんな人に見てほしいかをもっと明確に」「神池の生活ぶりをもっと伝えてほしい」「移住=都会で疲れた人というイメージだけではない」などのアドバイスがありました。

特に最後の「都会で疲れた人」というイメージは妙に納得。神池の人達に接していると本当に癒やれるな~と感じますが、実際に移住した方々を見ていると、もっと前向きに、希望のライフスタイルを求めて来る方が多いと実感ます。そんな地域と移住者が融合していけば、きっと面白い地域になりますね。

以上、神池映像作成コンテストのご報告でした。お楽しみの作品は、いなかみライフ上で1作品ずつ順番に公開していきます。お楽しみに♪

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