音楽とは、「音」を「楽しむ」と書きます。
今回は、お子様からご年配の方まで、とても楽しい音の空間を演出してくれる楽団が香美市で演奏いたします。
それも半端なく、上手い。
それもそのはず、しろくま楽団は、木﨑二朗がリーダーとなって多種多様な音楽やパフォーマンスを行うプロフェッショナルグループで、メンバーは国立音楽大学卒業者やニューヨークで修行を積んだ方などで構成され、年から年中、全国から引っ張りだこ。
どこで演奏しているのか見てみると、コンサートホールのみならず、病院、美容院、温泉、幼稚園や学校、お寺、蕎麦屋、介護施設やリハビリルームまで。
これは敢えて、このような場所でやっているそうで、活動記事には、このようなことが書かれていました。
活動方針
①生の音楽のすばらしさを手軽に楽しんでいただくためのコンサートやライブを行う
②あらゆる音楽をジャズに関連づけながら幅広い音楽の世界を紹介していく
③アマチュア音楽家の育成や援助のためのプログラムを行っていく
具体的には
①コンサートでは聴衆との距離感を感じさせないアットホームな進行や低料金化への努力
②ジャズピアノトリオのフォーマットを基本に各種音楽とのジョイントを行います
③月例セッションを通して技術の向上を図り、アマチュアのためのステージも用意します
生音楽の魅力を多くの人に伝えたい
その一心で活動しているそうです。
なので、保育園から介護施設など演奏会に出向くことの難しい方たちのためのプログラムも充実。本格的なジャズはもちろんのこと、童謡・唱歌・アニメソング・話題の流行歌、映画音楽やラテン、スタンダードなどジャズテイストでお届けします。
物部でやりたい!
これだけの楽団が来てくれる背景には物部の人の想いがありました。
物部町は面積で香美市の54.1%を占めながら、人口では6.8%であり、なかなか一体となった取り組みが難しい状況にあります。
この物部で、すばらしい生演奏を聞ける機会を作って、地域のたくさんの方に聞いてもらいたい、そしてこれが地域がさらに一つになるきっかけになってほしい。
そして、物部地区の貴重な財産である旧大栃高校。平成22年に廃校になってから、高知県教育委員会管理のもと、高知県立歴史民俗資料館の民具置場となっているのですが、ここにスポットを当てて、この建物を利活用することも考えていきたい。
このコンサートを物部の未来につなげてゆきたい、そんな想いに溢れています。
既に物部地区には地域と学校が協働して子どもを育てる「物部コミュニティ・スクール」が進んでおり、その地域側の組織である物部地域学校協働本部(物部っ子を育てる会)が地域の横のつながりを担い、活動を広げています。
当日は、この組織にも後援をいただき、関係者が杉板で手づくりした銘々皿に子どもたちが絵を描き、お接待を用意したり、物部各地の美味しいものや物産を販売したりいたします。
物部の地域一体となったこの取り組みは、子どもたちがプロのすばらしい生演奏を聴く機会にもなりました。
公文靖さんの「ひょうたんアート」も展示して雰囲気を盛り上げます。
しろくま楽団は堅苦しい楽団ではありません。
ぜひ、物部のごちそうを食べながら飲みながら、楽しい音楽の一時をお過ごしください。
曲目は当日のお楽しみですがレパートリーはたくさんもっており、アンコールもお客様次第で、リクエストもできるかも。
実はこの楽団、2015年猪野々公民館を皮切りに、物部・香北各地で好評を得て、香美市では今回が5回めの公演。市内のファンもたくさんご来場の予定ですが会場には定員があり、お申込みはお早めにお願いいたします。
公演内容
日時:平成30年10月17日(水)
第1部 14:40~ (保育園児、小、中学生のみ)
第2部 17:30開場 18:30開演 20:00頃終了
会場:旧大栃高校2F 第1多目的教室(窓からダム湖が一望できる部屋)
入場料:前売り券1,000円、当日券1,200円(高校生以下無料)
定員:100名
主催:NPO法人 FUSE
共催:香美市
後援:物部地域学校協働本部/物部地区公民館
企画:香美市地域づくり支援員
問い合わせ先:物部支所(近藤)℡0887-52-9339/080-2976-4423
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