高知市内から車で90分。物部川の源流、奥物部に静かなたたずまいをみせるべふ峡温泉。
初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色。
美しい自然に恵まれた別天地なのですが一昨年の台風には逆らえず一時休館。
その後、日帰り温泉は再開していたのですが、宿泊は長らく休業を余儀なくされていました。
これが4月1日に完全復活。
以前と同じように宿泊のお部屋は全て離れの木造バンガロー。
各室バス無しトイレ付き(もちろん洗浄便座も)の10畳タイプと6畳タイプで、小さいお子様連れのお客様にも気兼ねなく過ごしていただけます。
温泉の大浴場からは物部川の清流と山々が望め、開放感がいっぱい。
泉質はフッ化物イオンメタホウ酸泉で、効能は肩こり・腰痛・リウマチ・皮膚疾患など。ちょっとヌルヌルの、お肌に優しい美人の湯です。
そして、ここは最近話題のシカ肉料理で話題のエリア。
高知最大のB級グルメイベント「高知食1グランプリ」の優勝商品「シカドッグ」はここが発祥の地。
「もみじバーガー」や「シカ肉ソーセージ」、他にも奥物部ならではのアメゴ料理やイノシシ鍋など、豊かな山里の幸を使ったお料理が盛りだくさん。
今年の4月29日(シカニク)には2年ぶりのジビエイベント「シカニクの日」も開催されます。
会場では「シカ肉カレーのふるまい」や「祝餅」、シカ肉料理を始め地元の食材をふんだんに使った田舎寿司やちらし寿司などの販売、ステージイベント、そして「いざなぎ流舞神楽」も。
いざなぎ流は国の重要無形民族文化財に指定された物部の里に伝わる幻想的な民俗信仰で、舞神楽は太鼓、錫上、数珠に合わせた7~8名の氏子による舞です。現在、この舞を一般の方が見ることができる機会はほとんどありませんので是非ご覧ください。
さらに、この日に限り温泉入浴料は200円に。温泉だけでも入りに来る価値ありです。
なお、宿泊については先月の再開日が決定するまで予約を受け付けていませんでした。
ということはGWでも、もしかしたら(^^)
詳しくはべふ峡温泉までお問い合わせください。
NPOいなかみ