いなかみライフ平成30年最初の企画として、高知県香美市の子育て事情をお伝えする「子育て特集」をスタートします!
NPO法人いなかみが運営する香美市立移住定住交流センターには、30〜40代の子育て世代の移住相談が増加しており、香美市もまた、平成30年よりファミリーサポートセンター(ボランティアによる子育て支援)をスタートさせるなど「子育て」が1つのキーワードになってきているためです。
子育て特集、第1回目は「香美市で子育てするご家族に聞いた良いところビミョーなところ」。私たちスタッフも香美市は子育てしやすいよ!とよく言いますが、実際のところどんなところが良くて、どんなところがビミョーなのか。香美市で子育てするお母さんお父さん10人程に率直な意見を聞いてみました。
(※あくまで個人の感想のため感じ方が異なる場合もあります。参考としてご覧ください)
【教育・子育て】保育園から大学まで揃っている
まずは教育面での良いところ、ビミョーなところを聞いてみました。
(良いところ)
・子育て支援センターや市民のサークルなど子育ての相談ができる場がある
・保育園入園前の子どもは一時保育を利用できる
・幼稚園・保育園、小学校、中学校、高校、大学と全ての教育機関が揃っている
・コミュニティースクールを中心に地域住民が学校に関わっている。
・森林や農業など、授業で実際の現場を見て体験することができる。
・大学が近い学校→理科教育に重点など、特色を活かした教育を行っている。
・放課後児童クラブや放課後教室がある。
・不登校児の教育支援センター(ふれんどるーむ)がある
・養護学校がある。
・中学校まで給食がある。
(ビミョーなところ)
・先生が忙しすぎるためか教え方に差を感じることはある
・残念だけどいじめの噂を聞くことはある。むつかしい問題。
・放課後児童クラブなどは人手不足(先生側)の話をよく聞く
【環境】交通アクセスが良く自然と町のバランスがGood
(良いところ)
・空港まで車で15分程(土佐山田町の場合)で、特急が止まるJRの駅もある。県庁所在地の高知市も車で30分程で行けて、高速道路のICも近い。
・近所の人が子どもに声をかけてくれる。世代を超えた交流がある。
・雄大な山々に囲まれており、一級河川の物部川もある。登山や天体観測、釣りや川遊びが楽しめる
・森林研修センター情報交流館など、気軽に出入りできて自然遊びを教えてもらえる施設がある。
・アンパンマンミュージアムがあり、前の芝生広場は子ども達が走り回れる。
・秦山公演や鏡野公園など、広い公園がある。
・美術館がある
・良心市や産直が多く、新鮮な野菜が安く手に入る。仲良くなれば近所の人がくれることも。
・自然が身近で季節を感じることができる。旬の食べ物も手に入りやすい
・自分で野菜を育てられる。
・品揃えがよく雰囲気のよいスーパーがある(バリュー)お料理教室などもよく開催される。
・おしゃれなカフェが多い
・土佐山田町はコンビニが増えている
・ホームセンターがある
・ファッションセンターしまむらがある
・三谷ミート(肉屋)の手羽先が最高
・動物病院がある
・整体・整骨院、カイロプラクティックなどがある
・パーティールーム、キッズルームのあるカラオケがある
(ビミョーなところ)
・市内を走る公共交通はバスのみで、車がないと非常に不便
・地域に受け入れてもらえるまでに時間がかかることがある
・山に行けばヘビやハチなどの有毒生物、猪や鹿などの大型動物と出会う危険がある。
・遊具が完備された公園は少ない
・歩道の整備が不十分なところや、車の通る路地も多いため、交通事故の危険は身近にある。
・ベビーベットを備えたトイレが少ない。
・ファミリーレストランや百円ショップがない。
【医療】中学生まで無料。基本的な診療科目は揃っている
(良いところ)
・中学生まで医療費無料
・産婦人科、内科、循環器科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、泌尿器科、歯科など、基本的な診療科目は揃っている。
・大きな総合病院や小児科も近隣の市にあるため行きやすい。
・薬局やドラッグストアが多い
(ビミョーなところ)
・小児科がない(近隣市にはある)
・評判のよい病院は混んでいることも。
以上、一部の意見ではありますが香美市の教育や暮らし、医療環境についての声をまとめました。ここから見えた香美市子育てのポイントは、保育園から大学まで教育機関が揃っており、医療体制もある程度揃っていることと、交通アクセスが良く自然と町のバランスがよいことと言えそうです。
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