人口減少と高齢化にのまれ、小学校閉校以降しばらく無くなっていた平山地区運動会(香美市土佐山田町)ですが、数年前から高知県立大学生の力を借りて華麗に復活!!

地域内外問わず、誰でも参加できるスタイルが自然と確立され、少しずつ形を変えながらも、この地区で開かれていた昔の運動会の姿を体験することができます。

平山地区運動会1

運動神経や体力、若さだけじゃない運動会

昔から小学校の運動会と保育園、そして地域の運動会を一緒に行ってきた平山。勝ったり負けたり勝負は勝負。ただ、その中で一つ大切なテーマがあります。

平山地区運動会2

それが 『地域と共に』 だと思います。

競技の中には、縄ない競争や、瓶釣りなど、普段知っているお爺ちゃんお婆ちゃんがヒーローになる姿、見せない笑顔が生まれる瞬間がいくつもあります。

この地域をずっと昔から支えて来てくれた先輩の姿。そしてそれを一生懸命応援したり、何かを感じ取る子ども世代、孫世代の子どもたちの姿。 何でもない当たり前の昔のコミュニケーションすら難しくなっている現代で、いつまでも残したい風景の一つだと思っています。

平山地区運動会3

地域に見守られ育てられる子ども達

私達は、両親はもちろんの事、地域に見守られ、地域に育てられ、今があるという思いがあり、ありがたいことに自分の子ども達も同じように育っています。本来、人間と人間は関係を築いて、環境に影響を受けて成長します。

平山地区運動会4

『のびのび』という言葉の様に、家族だけではなく周りの大人達のサポートがあって、初めてのびのびと育つと感じます。 子どもから大人まで、秋空の下で沢山の笑顔が飛び交う、温かい平山運動会にぜひお越しください。

今年は10月16日(日)に開催されます!

【マップ】香美市土佐山田町平山地区

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この記事を書いた人

ほっと平山門田さん

【プロフィール】ほっと平山 門田隆稔

香美市土佐山田町出身で、18歳から役者をやったりしながら県外を転々とし、24歳で帰郷。3人の子を持つ父ちゃんです。『地域交流施設 ほっと平山』の施設長として、宿泊施設を運営しながら、中山間地域の現状と、これからの課題に奮闘中。 好きなことはめんどくさい事。好きなジブリキャラクターは『カンタ(大垣勘太)』です。

WEBサイト:ほっと平山 http://hot-hirayama.jp/

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