高知県香美市香北町永野地区にある「双葉保育園」は、2016年3月26日、卒園式がありました。そして今年度をもって休園となります。その最後の卒園式に参加させていただきました。

●双葉保育園はこんな保育園です♪

香北町永野にある保育園で、定員数は30名。のどかな場所にある小規模保育園です。香北町の養護老人ホームの「白寿荘」に隣接し、昨年夏には合同納涼祭も開催されました。日頃から、地域の方や老人ホームの方々とも仲良く過ごしている保育園です。

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●今年度をもって休園となっちゃいます。

今回、いなかみスタッフが卒園式に参加させていただいたのは、理由がありました。今年、卒園する園児が7名と多く、また、来年度の園児が3名となってしまうため、休園との判断に至ったそうです。

そして、園児のお父さんお母さんから「こんな園があるんだよっていうことを、香美市の人や移住を考えている人にも知ってほしい」「よかったら卒園式の様子を見てほしい」と声がかかり、お邪魔させていただきました。

通いたい園児の数が増えれば園の再開可能性あり!

平成28年度は休園が決定しています。でもでも、園児の数が10名程度集まれば、再開の可能性はあるんです! しかも、地域には未来の園児となる可能性のある0歳の子どももいるそう。だから、可能性はゼロじゃないんです。

「地域から子どもの声が聞こえなくなるのは寂しい」、「一緒に催し物をまたしたい」と、地域の人たちや老人ホーム「白寿荘」のおじいちゃんおばあちゃんたちからも、再園されることを待ち望んでいます。地域中に愛されている双葉保育園なのです。

卒園式はうっかりもらい泣き

さて、卒園式。卒園する園児が育てたチューリップの鉢植えが並び、壁には、園児自身が描いて色を塗った「自分」が飾ってあります。そして、式の会場は、先生方がカラフルでとっても可愛い飾り付けで愛情いっぱいの空間でした。

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しっかりと卒業証書を受け取る園児たち。春からは1年生になるんだなぁ、この園で愛されながら育ってたんだろうなぁ。お母さんやお父さんもウルウルしていて、こちらももらい泣き。

今回は、園が休園することもあり、転園する園児たちの保護者の皆さんも卒園式に参加されていました。皆さんの仲の良さが、本当に大家族のようで素敵な園の様子がうかがえました。

●親御さんの声1

大阪に住んでいた頃は、100人くらいの園児が通う保育園に預けていました。移住してこの保育園に通わせることになり、園の先生方の目の行き届きぶりにびっくりしたほどです。園児1人1人の個性を把握してくれ、それぞれに対応してくれる先生方に感謝しています。

●親御さんの声2

人数が少なかったので、異年齢の子どもたちと一緒に過ごすことが、子どもにとっても良く、年下の子の面倒を見る経験を積むことができました。兄弟付き合いを体験できたことは、少人数保育の魅力だと思います。

●親御さんの声3

保護者同士のつながりも強く、自分たちが企画したことをできました。自然の中で育てたいと思い移住してきたので、この双葉保育園の存在はとても良かったです。

移住して子どもをこの園に通わせたいなぁ!と思ったら

休園になっても、存続活動をしながら平成29年度の再園に向けて、園庭の草引きなどをしていきたい!とアツい想いもいただきました。

いなかみも応援していきますよー!! 移住について知りたい方は以下へ。

「香美市立移住定住交流センター」(委託:NPO法人いなかみ)

住所:香美市土佐山田町本村214
開館日:月・火・木・金・土曜日(休館:水・日曜・祝日)
開館時間:8:30〜17:30
(※休館日でも事前にお問い合わせをいただければ対応いたします)

【お問い合わせ】
電話/FAX:0887-52-8606
E-mail(問い合わせフォーム)
http://inakami.net/contact

【主な業務】
・移住希望者の相談対応
・空き家や地域のご案内
・移住希望者と受け入れ地域のヒアリングとマッチング
・香美市移住に役立つ情報発信
・移住後のアフターフォロー など

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