そろそろ火遊びを始めたい。

秋になって肌寒くなってきました。 こんな時期は、焚き火、焼き芋、鍋、などなど、野外で火を使った遊びや自炊を色々試したくなります。焚付用の落ち葉や乾燥した枝も集めやすくていい季節です。そこで今年は、ちょっと工夫してロケットストーブづくりに挑戦してみました。ロケットストーブ、一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?もし初めて聞く人は、必見です。すごい勢いで火が上がります。

 

ロケットストーブの作り方

ネットで調べると、ロケットストーブの作り方は色々でてきます。例えばこんな感じです。種類がいくつもあって、大雑把に分類すると大型はドラム缶製、中型がペール缶製、それより少し小さいのが一斗缶製のロケットストーブです。今回私が作ったのは、持ち運びに適した一斗缶のロケットストーブです。

材料は、

・一斗缶
・ステンレス製煙突(直管:経120ミリ)
・ステンレス製煙突(エビ曲90度:経120ミリ)
・ステンレス製煙突(T字管フタ付き:経120ミリ)
・パーライト(園芸用品:断熱用)一斗缶1つで作る場合は20リットルあれば良い。

の5点。

その他、アルミテープ、耐熱パテ、金切りバサミ、ドリル、手袋などが必要です。材料と道具が揃ったら、早速切っていきます。どういう風に切っていくかは、集まった材料や、作りたい大きさによって変わってくるので、写真はあくまでイメージです。 

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ドリルで穴をあけて、そこから金切りバサミで切っていきます。煙突が入る部分はこんな風に内側に織り込んで綺麗に処理します。この時、内側には手を切りやすいバリが出ているので、極力このバリが出ないように、手を切らないように工夫して下さい。結構切り口で怪我しやすいので注意が必要です。

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穴が空いたら組み立てていきます。ここまでくればゴールはもうすぐそこです。一気に仕上げます。

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上蓋は、別の一斗缶を切って作っても良し、最初に切り取った部分で作っても良いです。こんな風に煙突の上部を少し余して、くるくる巻くと五徳代わりに使えます。鍋を置くと塞がるので、ところどころ切っておくと良いです。

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だいたい3時間くらいで完成しました。今回は実験も兼ねて3つ大きさの違うロケットストーブを作りました。煙突の高さは、燃料口からメイン煙突までの距離に対して3倍あると理想的な燃焼が実現するそうです。ただ、短くてもそれなりに燃えるので、調理など遊びを主とする場合は、一斗缶一個分の高さで充分という気がします。

燃やす時のコツは、投入口で火をつけた後、メインの煙突にも、少し火を投げ込んで上昇気流をつくり、投入口で燃える火を呼び込みます。呼び火ってやつですね。そうするとロケットエンジンのようなゴーっという音と共にメインの煙突から炎が大きく上がります。最初煙突が温まるまでは煙がでますが、温まってくると無色、ほぼ無臭の煙が出るようになります。上の写真も煙が見えませんよね。

 

火のある暮らしは素晴らしい

私の場合は、庭の木の枝打ちで出た、材木を燃やしています。庭の掃除をしつつ、ただ燃やしているだけで、楽しい時間が過ぎていきます。庭も綺麗になるし、体はポカポカ、火を見てるとなんとなく充実した気分になるんです。今度は料理もやってみたいと思います。

意外と簡単にできる一斗缶のロケットストーブ。冬が来る前に皆さんも作ってみませんか?

 

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