香美市でがんばる大学生をご紹介!Part4
商品開発 代表 久米井 紀則くん(高知工科大学 2回生)
今回は、商品開発で地域活性化に取り組む「商品開発」について、代表を務めている久米井くんにインタビューさせていただきました。
いなかみ
それでは早速ですが、商品開発はどのような活動を行っているんですか?
久米井くん
商品開発は、高知県の特産に限らず高知県で生産されているものを対象に商品開発を行っています。平成25年度のプロジェクトでは「ぼうしパン×かっぱ」「柚子和紙」「あめちゃん」「きびなごパッケージ改良してやんよ」など、合計10個のプロジェクトを行ってきました。それ以外にも地域のイベント(土佐山田祭り、日曜市(おはまる市)、土佐山田町宮ノ口でレンコン掘り)などにも参加しています。
高知県の地場産業に新しい価値を見いだす
いなかみ
10個!そんなにプロジェクトがあるんだ~!これだけの数をやっているこの活動の目的は何になりますか?
久米井くん
活動の目的は、高知県の地場産業に新しい価値を見いだすことです。様々な生産物に対して、大学生の視点で商品開発を行い、これまで考えられていなかった価値を発見したり、その価値発見のきっかけをつくったりしていきたいと思ったからです。
いなかみ
大学生の視点で新しい価値を見出すか~。大学生の柔軟なものの見方で新しい価値が見つかったら痛快よね!では、そんな商品開発の強みはなんですか?
好奇心とテンションの高さで地域活性化
久米井くん
僕達の強みだと思うのは、好奇心旺盛でテンションが高いところです!(笑)僕達は多くの地域に入って活動しているため、イベントへのお誘いもたくさんいただきます。その際は多くのメンバーが集まり、持ち前のテンションの高さでイベントを盛り上げます。
活動のメインである商品開発で地域活性化を行うことも大切ですが、地域のイベントにたくさん参加して盛り上げて、地域の人に喜んでもらうことも、大事な地域活性化活動だと思っています。
いなかみ
好奇心旺盛とテンションの高さで地域を活性化するなんて、大学生らしくて最高(笑)では、そんな元気な商品開発に隠された課題みたいなものはありますか?あれば教えてもらいたいです。
知識不足や計画不足で結果が残せなかった
久米井くん
あります。それは正直、十分な結果が残せていないということです。僕達はたくさんのプロジェクトでたくさんの地域に入って活動していますが、知識不足や計画不足などから、実際に商品化するまでいけなかったり、目指す目標まで届かなかったりすることが多いんです。そうした背景から、始めたころよりメンバーの参加率が下がってきており、部員も減ってしまっているという現状があります。
いなかみ
そっか。でも、知識や計画性は社会人の方にアドバイスをもらうこともできると思うし、強みの好奇心とテンションの高さが保てれば、これからよくなっていく可能性は十分あるよね。そうやって活動を見直していけば部員増にも繋がっていきそうだし。ではこの流れで最後の質問を!商品開発の今後の展望をどう考えているか教えてください。
新聞に乗せてもらえるような結果を出してほしい
久米井くん
そうですね。自分は代表を変わるので、今後のことは後輩が決めていくことになりますが、希望としてはやはり結果を残していってほしいですね。自分達が十分にできなかったことでもありますし、結果を残していくことは必要だと思います。具体的には、今年度「ぼうしパン×かっぱ」のプロジェクトが実際に商品化し、そのことを同好会冊子に取り上げてもらうことができたので、来年度は新聞に載せてもらえるような結果を出していってほしいですね!
いなかみ
結果を残す。難しいことだけど、自分達が十分にできなかったことを次の代に託して、その子達ががんばって実現していくという流れは、絶対に必要なことですよね。本日は商品開発についてたくさんお話を聞かせていただき、ありがとうございました!今後も商品開発に限らず、その元気を地域に届けていってください!