「かみめぐり 香美を廻る体験博」が開催されました。2024年9月15日(日)~12月1日(日)香美市の面白いモノやコトを体験できる35のプログラム。各プログラムを主催するプレイヤー達が、参加者のみなさんをつなぎ、元気な香美市に交流の輪を広げます。
2024年10月5日(土曜)かみめぐりプログラム、今日しか作れんが⁉︎「さくらベーカリー」×「アリサワ酒造」純米吟醸の酒粕香るロールパンとクロワッサンを作ろう!が満員御礼で開催されました。講師はさくらベーカリー店主、明神充さん。香美市出身。京都のパン屋で10年修行した後、1997年に土佐山田で「さくらベーカリー」開業。さくらベーカリーは、100%国産小麦と天然酵母でパンを作り続けています。同市内で明治10年創業のアリサワ酒造の純米吟醸「文佳人」の酒粕を使って、さくらベーカリーで通常販売していないロールパンとクロワッサンを作りました。焼きあがったパンにはアルコールは残ってなく、安心して召し上がっていただけました。
生地形成
最初に、さくらベーカリーさんが用意してくれていたクロワッサンの生地を伸ばし、形成して発酵させました。参加者さんは、生地の中にチーズやあんこ、ウインナー(無塩せき)を入れるなど、自分好みに作られていました。
続いてロールパン作りに取りかかります。ロールパンの生地は一から参加者さんが手でこねていきます。これがなかなかの力仕事で、大人でも大変です。お店では機械でこねていきますが、ここでは手でこねていきます。講師の先生たちの力を借りながら、本日一番の頑張りどころでした。
ここまでは力のある大人が有利でしたが、形成に入ると子供たちの仕上がりが早いこと!迷うことなく、色とりどりの生地で思い思いに形を作っていきます。
発酵が終わると順次焼いていきます。次第にいい匂いが会場に広がり、ウキウキワクワクです。
オーブンで焼いている間、講師の明神さんが食品についてのお話をしてくださいました。食の安全や食品添加物のことを、わかりやすく解説してくださいました。
パンに使用する食材は“無添加”を厳選。卵・小麦・天日塩・粗糖・バターなど安心、安全な材料を使用しています。ウインナー一つをとっても、こだわりがあります。本日提供されたウインナーは、一般的に流通している鮮やかな色のハムやベーコンなどに用いられる、発色剤(亜硝酸ナトリウム等)や着色料を使っていない、無塩せきの食品だそうです。お話を伺いながら、土佐山田町には安心して購入できるパン屋さんがあるということを改めて実感しました。
焼き上がり
そうこうしているうちにパンが焼き上がりました。
想像通りの形や、想像以上の出来にみなさん大興奮でした!
参加者さんの感想
・親子で楽しくパン作り体験ができて良かったです。
・この楽しい経験を家でもやって練習して上手になりたいな、と思いました。ありがとうございました。
・パンがとても美味しかった。無添加の食材で良かった。焼いたら予想と違う形になっていて面白かった。
・コスパも良く満足しました。また参加したいです。
記事作成:NPO法人いなかみ