毎週金曜日の午後入荷して、売り切れたら終わりという蒸し菓子「かるかん」が香北町の韮生の里にあります。
昔からこの地は米の産地で、かつては韮生郷(にろうごう)と呼ばれ、昼夜の気温差が大きく、よく霧が発生し、日差しをいっぱい浴びる棚田にはきれいな山水が流れています。
ここで作られる韮生米(にろうまい)は、仁井田米、相川米などと並び高知のおいしい米ブランドの1つで、藩政時代には土佐山内家のお殿様の御膳にも供されたと伝わっています。
この米粉を使って、香美市香北町の女性グループ「にろうまいこ」が作る蒸し菓子「かるかん」。
原材料は韮生米の玄米と山芋粉、砂糖などで、シンプルかつ保存料着色料無添加。優しい甘さと軽い食感が特徴で、味は「しろ」と季節ごとにもう1種類。今の季節は「さくら」で、きれいな桜の花びらが飾られています。
香美市ならではお土産としてもピッタリ。
気になる方は、金曜日の午後から土日にかけて、お早めにアンパンマンミュージアムの前にある「韮生の里美良布直販店」へお出かけくださいませ。(売り切れていたらごめんなさい…)
高知県香美市香北町美良布1211
電話:0887-59-3156