先日、いなかみライフでも緊急告知をさせていただいた6月30日の「大川上美良布神社の夏越し祭(通称:わぬけさま)」。雨天ではありましたが、NPOいなかみがつくったドーナツも無事完売!声をかけていた移住者の皆さんも遊びにきてくれて、良い交流機会となりました♪

輪ぬけドーナツ

そんな中で感じたこと。外から来た移住者と地域住民を繋ぐのは、私たち移住コーディネーターの存在よりも、今回のような地域にある神社(氏神さま)や、そこで開かれるお祭りなのかもしれないなと。

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※当日の楽しげな様子はブログ「高知のモノ・コト・ヒトカタログ」にバッチリまとめてくださっています。コチラをぜひご覧ください♪

高知のモノ・コト・ヒトカタログ
http://mocotyan.seesaa.net/article/421577567.html

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神社は地域の共有財産

移住者が地域になじんでいくためには、双方が意識してコミュニケーションをとり、良好な関係をつくっていく必要があります。でも、仕事をしていて日中は留守だったり、共通の話題が無く会話が続かなかったり、全員が全員うまくコミュニケーションをとれるワケではありません。

そこで登場するのが神社。地域の氏神さまの存在です。日本の田舎にはかなりの確率で地域に神社があります。田舎で頼まれる地域行事の多くも、この神社のお祭りだったり、参道の草刈りだったりします。どんな仕事をしていても、どんな趣味を持っていても、地域の皆が共通の話題にできるもの。それが神社なんです。

神社には利害関係が無い

神社のいいところは、そこに利害関係が無いことだと感じます。そもそも地域の守り神。損得の対象ではなく、ただ大切にすることが目的です。地域住民は子供の頃から当たり前のようにお祭りに参加し、大人になれば当たり前のように草刈りをしたりお祭の準備を手伝ったりします。神社は常に地域の中心に位置しています。

だから、外から来た移住者が地域にとけこむ一番の近道は「地域の神社(氏神さま)」に関わることだと感じるんです。

川上神社_輪ぬけさま

神社を大切にすると地域の人と仲良くなれる♪

「この地域には仕事が無い」「この地域には娯楽が無い」そんな発言が聞かれる田舎こそ、地域の神社の話を聞いてみてください。そしてお祭りや草刈りに参加してみてください。地域住民はきっと、笑顔であなたを歓迎してくれますよ〜。

私たち移住サポーターの仕事は、そんな地域の核になる部分と移住者の皆さんを繋ぐことかもしれませんね。

最後にお知らせ

今回はお祭りの一環として私たちも出店させてもらいましたが、将来的には移住者と地域を繋ぐマーケットをこの神社で定期的に開催したいねと話しています。高知県の嶺北地域(四国の真ん中くらい)がやっている「お山の手作り市」がイメージと近いかも。

お山の手作り市
http://www.attaka.or.jp/kanko/dtl.php?ID=4727

このように、高知県香美市は移住者と地域住民が連携して取り組む動きが少しずつできはじめています。既にできあがった移住先進地域も魅力ですが、みんなで一緒につくっていく地域も楽しそうじゃないですか?

香美市移住に興味を持っていただけましたら、窓口までお問い合わせください♪ もっとディープな情報をお届けいたしますよ。

【お問い合わせ】
http://inakami.net/contact

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