かみめぐりレポート2024「かみめぐり 香美を廻る体験博」が開催されました。2024年9月15日(日)~12月1日(日)香美市の面白いモノやコトを体験できる35のプログラム。各プログラムを主催するプレイヤー達が、参加者のみなさんをつなぎ、元気な香美市に交流の輪を広げます。

 

スペシャルティコーヒー豆500gを自分好みに焙煎してみよう!

2024年11月8日に開催された、「34:元理科教師直伝のコーヒー焙煎!あなたのお好みお聞きします

スペシャルティコーヒー豆500gを自分好みに焙煎してみよう!」の様子をレポートします。

高知県香美市香北町五百蔵の「焙煎香房・小具 庵」の柴田さんが案内人です。

本プログラムでは、

生豆(焙煎前のコーヒー豆)の選別と業務用焙煎機での焙煎体験

を行えます。焙煎機での焙煎体験はなかなかできない体験で、コーヒー好きの人には一度はやってみたい体験だと思います。(私がそうでした)

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里山を前にハンドピックの様子(生豆の選別工程)

香北町にはこのような素敵な景色が広がります。

 

①生豆の選別

コーヒー豆といったら茶色とか黒いイメージのある方が多いのではないでしょうか。焙煎前のコーヒー豆は生豆(なままめ)といって実は緑っぽいのです。

この生豆を選別していきます。選別の基準は形状の悪かったり、虫食い、腐りやカビのあるものを取り除いていきます。

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スペシャルティコーヒーですので、もともと欠点豆が少なく初心者の参加者さんには判断が難しそうですが、柴田さんに聞きながら丁寧に取り除かれていました。

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②焙煎見学

焙煎機の操作説明や、焙煎度合いのお話しをしながらまずはプロの焙煎を見学です。

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焙煎度合いの基準の一つとなるのが、コーヒー豆がハゼる音だそうです。

焙煎機の余熱を完了させてから、生豆を投入。10分くらいで一回目のハゼる音がなります。

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途中豆の色や、シワを確認します。

ポップコーンの弾ける音のように音がパチパチ鳴った後、香ばしい匂いも漂ってきます。

それから二回目のハゼる音が聞こえたら、取り出し時期の検討です。浅煎りにしたいか、深煎りにしたいか、これからの時間で決めていくそうです。

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これは極深煎り。主にアイスコーヒーにしようするそうです。表面にはオイルがでてきて、つやつやです。生豆と比べ、シワも伸び、膨張し、比重は軽くなります。

冷まして、容器に入れて完成です。

 

③焙煎実践

選別した豆をいざ投入です。焙煎機が余熱されているため結構熱いそうです。

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ガスの圧力や排気度合いの調整している様子です。

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お好みの焙煎度合いになったら冷まして完成です。バルブを引くと一気に豆が注がれます。

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焙煎後の豆です。深煎りの一歩手前、中深入りくらいだそうです。焙煎後の重さで400g強。2パックお持ち帰りいただきます。

お友達同士で来られた場合は、焙煎度合いを変えて半分ずつお持ち帰ることも可能ですので、焙煎具合の違いを楽しめます。

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④囲炉裏でコーヒータイム

焙煎後は囲炉裏で一杯のコーヒータイムです。焙煎仕立てが美味しいと思いきや、最低3日くらい日を置いてからの方が、ガスも抜けておいしいそうです。

ですので、今回は庵さんがメニューとして出されてるコーヒーをいただきました。最近流行りのアナエロビック(嫌気性発酵)のコーヒーです。

農家さんの努力で、コーヒーにもいろんな種類が出てきているそうです。

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抽出方法はネルドリップです。ペーパードリップとの違いとして、コーヒーに含まれる成分(油分)を抽出しやすく、口当たりよいコーヒーに仕上がるそうです。

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焙煎中やコーヒータイムでは、カフェインレスコーヒや、コーヒー器具のこと、抽出方法による違いなど質問が飛び交い、

コーヒー好きにはすごく勉強になる時間となりました。

参加者さんは一週間後のコーヒーを楽しみに持ち帰られました。

 

参加者さんからの感想

・色々コーヒーに関して説明下さって、ありがとうございました。コーヒーおいしかったです。

・色々お話しを聞けて、雰囲気良く楽しかったです。普段することのない体験でしたので、ありがとうございました。

 

記事作成:NPO法人いなかみ

 

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