1回目 は「解体・床組、シロアリ対策」
12月2日(土)は、天気がとても良く作業日和にもってこいの日でした。そんな中始まった「神池空き家改修WS」の1回目。改修する箇所の現在の様子を知っていただき、シロアリがどんなのか知らない人もいるので見ていただいたりしながら、解体作業スタートです。
本日の作業工程を説明する大工の公文さんと、参加者の皆さん。
初めてシロアリを生で見たという人も居て、ちょっとした撮影タイムに。
バールを使いながらの撤去。参加者の感想で今日一番印象に残った事が「バールの使い方」だった人もいました。
使えない材を撤去しつつ、次の作業進めるため、掃除。薬剤を浸透させるためにもゴミや塵を取り除きます。
土台に薬剤の塗布。
奥の部屋で、寡黙に地ならし作業を行ってくれた白川くんは、あまりの暑さに後半では半袖姿になる程でした。地面をなるべく平らにした後は、各部屋の地面に防湿シートを敷いていきます。
各部屋に必要な大引の長さを測り、大工さんに習いながら材を切り出しす準備。
切り出し位置が決まればノコギリで切っていきます。
小口部分は大工さんに加工していただき、木材がようやく大引として使えるようになります。これにまた薬剤を塗布していきます。
切って塗布された大引の下に束石を配置。
束を大引に固定していきます。
そして接着。といった感じで1日目は無事終了しました。
早く作業が進みすぎました!
主な作業工程としては、下記に示した1〜5、もしくは6までの作業が1日目でできたらいいなと思っていたのですが、皆さん集中力が高く、手際もいいため、作業はトントン拍子で進み8の半分まで終了です。
【1日目の作業工程】
1.大引、根太の撤去
2.シロアリ、虫食いのあとの掃除
3.薬剤の塗布
4.地ならし
5.防湿シートの設置
6.大引、根太に使用する材の切断
7.新たに切った材へ薬剤の塗布
8.束石の設置、床束の高さ調整
また、今回の物件の奥には畑のようなところもあり、ワベールの方々が草引きなどをされ帰る頃には見違える空間になっていました。皆さんお疲れ様でした。
多く参加していただいたこともあり、当初予定していたよりもどんどんと作業が進んでしまいました(嬉しい悲鳴です)。
でもまだ、部屋が残り2間あるので、次回の12月9日(土)は、その部屋の床下作業を進めていく予定です。今回、参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。また次回以降もご参加お待ちしています(^▽^)ノ
神池空き家改修WS 参加者絶賛募集中です!
1日目の様子を簡単にお伝えしてきましたが、「神池空き家改修WS」では、地域の方々や移住者、移住希望者など多くの方々と交流しながら、お互いに移住に対する理解を深めてもらい、空き家改修に必要なスキルをプロの大工さんから習得することを目的としています。開催期間中の参加可能な日だけ、1回だけの出席でも大丈夫です。興味のある方はぜひ、いなかみまで問い合わせをお願いします。皆さまのお越しをお待ちしています。
神池空き家改修WSの詳しい内容はコチラ!
日程・作業内容
2回目 2017年12月9日(土) 床組、シロアリ対策 ※12月6日(水)申込締切
3回目 2017年12月16日(土)床貼り ※12月13日(水)申込締切
4回目 2018年1月14日(日) 床貼り ※1月10日(水)申込締切
5回目 2018年1月21日(日) 床貼り ※1月17日(水)申込締切
6回目 2018年1月27日(土) 掃除 ※1月24日(水)申込締切
※天候等により、一部プログラムが変更になる場合があります。
※保険手続きの関係で事前申込をお願いいたします。
定員
各回先着10名
対象
中学生以上であれば、どなたでもご参加いただけます(中学生以下は保護者同伴)
参加費
1回1,000円(保険代等含む)
参加申込
神池空き家改修WS 参加申込フォームへ必要事項を記入いただくか、お気軽にお電話・メールをお願いいたします。
企画運営
香美市立移住定住交流センター(NPO法人いなかみ・担当:広沢)
TEL&FAX 0887−52−8606
E-mail madoguchi@inakami.com