2014年11月も後半にさしかかったある日、畑の草抜きをしていた私は帰宅して愕然とした。蚊に刺されていたのだ。しかも1箇所ではない。その数、まさかの「35箇所」である。腕、足、首、頭と、露出していた部分は全て刺されていた。高知は11月でもまだ蚊がいるのである。
11月の高知はそこそこ寒い
高知といえど、11月は割と冷える。実際にどれくらいの気温だったかを調べてみると、平均最高気温は19.8℃、最低最低気温は10.2℃(11月2日〜22日)という結果であった。最高気温は確かに高めであるが、日によっては最低気温4.6℃という冬並の日も確認された。
私が畑に行ったのは夕方日が落ちる手前であったため、推測するに15℃前後の気温だったと思われる。うん。十分肌寒い気温だ。蚊なんかいるわけない!と気合いを入れて腕まくりして草抜きを実践。その結果が35箇所である。
蚊は15℃を超えると活動するらしい
そもそも蚊はいつ頃いなくなるのか。気になってWikipediaを開いてみると
多くの蚊は気温が15度以上になると吸血を始めると言われており、26度から31度くらいでもっとも盛んに吸血活動を行う。通常の活動期間内であっても気温が15度以下に下がったり、35度を越えるようなことがあると、野外では物陰や落ち葉の下などでじっとして活動しなくなる。
と書かれていた。オーマイガッ。蚊は寒くなると死滅するのではなく、物陰に潜んでいるのだ。つまりは越冬するのだ!(※越冬は種類によるらしい)
そして15℃くらいだと、蚊は吸血を始めるとの記述。なるほど。ギリギリ血を求める温度だったようである。蚊も必死だったのだろう。ギリギリの吸血温度に突然現れた私をここぞとばかりに刺して、その血をむさぼったのだ。
まとめ
蚊は寒くてもいる。
皆さん、蚊がいそうな場所に行くときは油断しないようにしましょうね。