5月12日(日)香美市土佐山田町佐岡地区で「第1回さおか春の豊穣祭」が開催され、市内外から多くの人達が集まり、春のひとときを満喫しました。この催しは休校となった佐岡小学校を利用して地域を盛り上げようと、地域住民が実行委員会を結成して企画したもの。その中には、地域内外の若者や高知工科大学生も参加しており、想い想いの企画を提案し、お祭りを盛り上げていました。
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第1回 さおか春の豊穣祭(5月11日)
http://inakami.net/event/saokahoujyousai-3322.html
地域に溶け込んだ若者の姿
こうしたお祭りは全国各地で見られるものですが、参加した印象として、若い世代が地域に上手く溶け込んでいるなと感じるところがありました。これはどの地域にも言えることですが、老若男女が混ざり合った雰囲気の良いイベントの背景には、必ずといっていいほど「若者を見守る地域の大御所」が存在していると感じています。
今回の「さおか春の豊穣祭」では、佐岡地区地域推進協議会の会長を務める前田さんがその人。地域外から来た若者に対しても「わしがおるうちは何言うてもかまん!遠慮なんかするなよ!」と、自身の責任のもと全面的にサポートしていました。そしてお祭り終了時には「また出てこいよ!」と声をかける姿も。
地域を変える大御所の姿勢
田舎の地域は地縁血縁が濃い社会で、外から来た若者の声が通りにくいこともあります。その地域を長く守ってきた地域住民の歴史を考えれば、当然ともいえます。でもだからこそ、地域に影響力のある人が、地域のためによそ者や若者をサポートするという姿勢が、地域に新しい風を呼び込み、魅力的な地域に育てていくのだと思います。
では、そんな前田さんを中心に、地域内外の人達が一丸となって開催された「さおか春の豊穣祭」 その様子をたーんとご覧ください♪