以前にも何度かご紹介しましたが、香美市には「町暮らし」「里暮らし」「山暮らし」の3つのライフスタイルがあると感じています。そこで、それぞれの暮らしのポイントを簡単に整理してみました。どんなところで、どのように暮らしたいか。あなたのスタイルに合った暮らし方を探してみてください。
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その1 町暮らし(土佐山田町)
JRの駅や市役所本庁があり、都心への交通アクセスも良い地域。大きな商業施設は無いものの、スーパーや薬局、病院などは特に困りません。不動産業者を介したアパート暮らしの人が多く、ネット環境も充実。自然遊びをする子共は少ないですが、公園などの施設は十分にあります。地域行事やご近所づきあいは都市部と同じような感覚であるため、マイペースな暮らしができます。
その2 里暮らし(香北町)
町と山の中間に位置し、バランスの取れた程よい田舎暮らしができるため、移住者にも人気の地域です。学校は少ないですが児童数は多いため、友達も作りやすい環境です。周囲の自然で遊ばせることもできます。ただ、そうした豊かな環境を守るため、地域の清掃やお祭りへの参加等、地域の一員として支え合う気持ちが求められます。アンパンマンミュージアムやキャンプ場もあるため、週末は親子連れで賑わいます。近くに病院や雇用の場が少ないことが不安材料です。
その3 山暮らし(物部町)
山に囲まれ、平家伝説や民間信仰「いざなぎ流」が残る神秘的な地域。土佐山田から車で30分程かかり、周囲にお店も少なく、鳥獣被害も多いため、希望するライフスタイルが明確でなければ辛くなることもあります。ただ、それだけに自然環境は素晴らしく、ここの空気と水に感動して移住を決めた人もいます。近年は子育て世代の移住者が増えて、新しいコミュニティーが生まれていることも魅力です。小さな子供が畑仕事を手伝う頼もしい姿も見られます。