香美市でがんばる大学生をご紹介！

香美市を盛り上げ隊　代表 山本大豪さん（高知工科大学 2回生）

香美市にある高知工科大学には、地域活性化に取り組む学生団体が複数あります。今回はその中から「香美市を盛り上げ隊」について、代表を務めている山本くんにインタビューをさせていただきました。

【いなかみ】
早速ですが、山本くんが代表をしている「香美市を盛り上げ隊」は、どのような活動を行っているんですか？

【山本くん】
僕達は、主に香美市巡ロード（かみしめぐロード）というスタンプラリーを行っています。香美市巡ロードとは、スタンプラリー用のパンフレットであり、紹介されているお店を巡りながら、スタンプを集めてもらい、たくさんスタンプを集められた方に景品をお渡しするというものです。巡ってもらいながら香美市の魅力の再確認や新たな発見をしてもらうことを目的としています。

観光で香美市に来られる方のほとんどが、「アンパンマンミュージアム」か「龍河洞」を見て、他はどこにも立ち寄らずに帰られます。でも、香美市の魅力は様々なところに溢れています。そのような魅力をパンフレットで紹介し、アンパンマンミュージアムに行かれる際にちょっと寄ってもらうなど、もっと多くの香美市の魅力を味わってもらいたいと思っています。そして、「また香美市に来たい！！」って思ってもらいたいんです。

『周遊』周りにある魅力を遊びながら発見してもらう

【いなかみ】
確かに香美市と言ったら、アンパンマンミュージアムか龍河洞というイメージが強いですが、他にも香美市には魅力がたくさんありますよね！じゃあ、そんな活動のポイントはどんなところか、教えてもらえますか？

【山本くん】
僕達は『周遊』というテーマのもと、土佐山田駅やアンパンマンミュージアムの周辺、土佐山田駅からアンパンマンミュージアムまでの通りを中心に、魅力溢れるお店を紹介しています。アンパンマンミュージアムだけでなく、その周りでも遊んでいってもらって、香美市を楽しんでもらいたいと思っているからです。

【いなかみ】
なるほど、周遊！このテーマはとても面白いですね！このテーマをもとに香美市の魅力がもっと伝わっていって欲しいですね！

人数が少ないからこその強み

【いなかみ】
続いて、これまでの活動を通して、自分達の強みだと思うことなどがあれば教えてください。

【山本くん】
強みですか…。う～ん、そうですね。自分達の強みといえば少数精鋭であることですかね。他団体だとメンバーが20人だったり30人だったりと人数が多くて、全員のことを把握することが難しいと思います。僕らは4年生が抜けて10人以下になったので、一人一人の意見や想いを活動に反映しやすい点に強みがあると思っています。

【いなかみ】
少ない人数であることをプラスに考えていることがすごいと思います！では、団体の課題はどうですか？何かありますか？

【山本くん】
課題は、1年生が3人しかいないことですね。今後も活動を続けていくためには新入生を増やす必要があります。あとは移動手段の課題です。現在、車持ちが1名しかいません。イベントの時は、ありがたいことに市役所の方等が送ってくださったりしますが、打ち合わせ段階での移動は自分達で何とかする必要があるため悩まされています。

【いなかみ】
新規メンバーの獲得と学生の移動手段。新規メンバーはがんばってもらうとして（笑）移動手段は社会人との連携などができたらよさそうですね！それでは、最後の質問です！新たな次のステップとしては、どのようなことを考えていますか？

野望は活動エリアの拡大！

【山本くん】
そうですね～。次のステップというか野望というか…エリアの拡大は考えています。現在行っている香美市巡ロードを、香美市内の別の地域でも行いたいという感じです。現在、香美市猪野々地区にある香美市立吉井勇記念館の館長さんから猪野々地区でツアーを行って欲しいという依頼も来ており、別の地域での活動という面から、活動エリア（地域）の拡大が次のステップです！

【いなかみ】
エリアの拡大！香美市巡ロードみたいなものがいろんな地域にできて、観光に来た人が香美市のいろんな魅力を発見する。そして、香美市のことを好きになる。そんな循環が生まれたら嬉しいですね！！本日はたくさんのお話をきかせていただき、ありがとうございました。今後も香美市をどんどん盛り上げていってください！