高知県香美市には、計28棟の市営住宅があります。移住したいけど空き家が見つからない、予算が合わない。そんな時は「市営住宅」への入居を検討してみるのも1つです。香美市の市営住宅は移住者でも入ることができます。住民票を移していなくても申し込むことができます(ただし、入居後は必ず移す必要)
ということで、香美市の市営住宅に入居する際のポイントをお伝えします!
香美市の市営住宅には2種類の募集がある
香美市の市営住宅には「定時募集」と「随時募集」の2種類があります。
「提示募集」は、5月・8月・11月・2月と、年4回公募があり、それに申込みしてから入居する形になります。ただし、希望者が多い住宅は抽選となります。
「随時募集」は、提示募集で入居が無かった部屋に対して募集するもので、条件を満たせばすぐに入居することができます。平成27年6月現在で随時募集をしているのは、香美市の山間部に位置する「物部町」の市営住宅です。
【香美市市営住宅の随時募集】
http://www.city.kami.kochi.jp/soshiki/9/zuiji2015.html
(※「韮生野第2団地」は募集が終了しています。)
【関連リンク】物部町はこんなところです!
香美市の空の旅第3弾。物部町は山暮らしが魅力。
http://inakami.net/immigrant/kuusatu-monobe-5294.html
物部町の住宅は残っていますが、より街に近い土佐山田町と香北町の住宅は全て埋まっている現状です。そのため、新しい募集がでる可能性がある5月・8月・11月・2月は、香美市のWEBサイトをチェックしておくことをオススメします。
【香美市市営住宅班】
http://www.city.kami.kochi.jp/soshiki/9/
市営住宅入居には8つの条件を満たす必要
市営住宅は、香美市の条例で次のような入居条件が定められています。
1.現に同居している 親族(同居しようとする親族および婚約者を含む。)があること。
2.政令で定める収入基準に適合していること。
(基準月額は次のとおりです)
一般世帯は158,000円以下、高齢者や身障者(一定級以上)世帯は214,000円以下であること。
3.市税等を滞納していないこと。
4.現に住宅に困窮していることが明らかであること。(持ち家のある方は原則として入居できません)
5.入居者または同居者が暴力団員でないこと。【単身で入居できる資格】
・60歳以上の方
・身体障害者福祉法の規定による障害が1級から4級までに該当する程度の方
・精神保健福祉法に規定する1級から3級までの障害の程度にに該当する程度の方
・知的障害で上記精神障害に相当する障害の程度に該当する程度の方
・戦傷病者特別援護法に規定する戦傷病者で障害の程度が恩給法の特別項症から第6項症まで又は第1款症である方
・原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律の規定により厚生労働大臣の認証を受けている方
・生活保護法に規定する被保護者
・海外からの引揚者で日本に引き揚げた日から起算して5年を経過していない方
・ハンセン病療養所入所者である方
・DV被害者の方で、一時保護もしくは保護命令から5年を経過していない方
ポイントを簡単にまとめると、基本は家族での入居、世帯収入が多くない人、住宅が無くて困ってる人、市税等の滞納が無い人、といったところになると思います。
市営住宅は競争率の激しい印象がありますが、街から少し離れた静かな場所にある住宅は割と空きもあります。移住する際の1つの選択肢として「市営住宅」も検討してみてはいかがでしょうか。
【香美市市営住宅班】
http://www.city.kami.kochi.jp/soshiki/9/
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