参加者より東京での交流会レポートが届きましたのでご紹介いたします♪
先日、NPO法人いなかみさんが主催された「高知移住のホンネを喋る交流会」に参加しました。
移住には興味があるけれど、ほんとうのところはどうなんだろう?
移住しても大丈夫なものなの?
ちゃんと生活できるのかな?
こういう疑問は、高知県に限らず移住を考えたことがある方なら誰でも感じたことがあるはずです。
移住のアレコレを細かく聞ける機会があれば、ぜひ聞きたいと思っている人は多いと思います。
それを移住に携わるNPOがホンネを喋ると伺って、なんてスゴいんだろう!これはぜひ参加しなくては!ということで、ワクワクしながら参加させていただきました。
総勢15名でワイワイと交流しました。
当日は11名の参加者と、いなかみのスタッフさん2名、香美市の移住担当者さん、移住コンシェルジュの方が集まって、総勢15名での大交流会になりました。
これから移住を検討する方や、すでに高知移住を検討されている・間もなく移住する方がメンバーとして集まりましたが、どなたも「移住」について前向きに考えていらっしゃる方々ばかりで、とても近しい感覚をお持ちの方ばかりでした。
自己紹介でみなさんがお話されたことをスタッフさんがまとめてくださいました。
いまハマっていること・これからやりたいことなど、みなさん自由にお話されていましたが、移住に関連してやりたいことがたくさんあるんですね!
この会は「交流会」なので、よくある一方的に話を聞く説明会とは違い、全員でお酒や食事を頂きながら和気あいあいと交流してきました。
もっと言えば、香美市のみなさんが東京在住の参加者と交流したかったから開いた会なので、「移住してください!」「移住おすすめです!」というお話は一切なく、参加者全員で終始楽しくワイワイと交流できました。
高知の名産品をいただきました!
会場には、いなかみスタッフさんが持ち込んだ高知の名産品が並びました。
高知はお酒がおいしいのですが、なんと3種類ももってきてくださいました。どれも美味しかったのですが、柑橘系のリキュールははじめて口にしました。これが濃厚でおいしかったです!
テーブルには豊かな食材が並んでいきます。高知は野菜がおいしいんですよね!
こちらは焼き鯖寿司。本店は高知ですが、東京にも支店があるそうです。尻尾側から見ても大迫力です!
こちらはナイラゲの刺し身。スタッフさんおすすめの「ぬた」をつけて頂きます。
果物もおいしいです。こちらは小夏。
スタッフさんが一心不乱に剥いてくださった文旦。皮も器になっています。爽やかな酸味と甘みで美味しかったです!
他にも田舎寿司やフルーツトマトなど、とても豪華なテーブルになりました。
ワークショップではたくさんのホンネが聞けました!
ひととおり交流したところで、いよいよホンネが聞けるワークショップがスタートです。
実際に移住された方々から聞いた声についてご紹介がありました。
「車がないとかなり不便」というのはなんとなく想像がつくのですが、「地域行事や草刈りを怠ったらもめた」という声については、やっぱりそういうのがあるのか…という感じです。
気になったのは「みんなで語れる場が少ない」という声で、現状は語る場=お酒の席となっているため、移住者がまじめに話し合える場が少ないのだそうです。
お酒の文化が発達しているとはいえ、これは移住を考えるときに不安を感じるかもしれません。
反対に「コレ最高!」という声のご紹介もありました。
「田舎なのにオシャレなカフェが結構多くて味もいい!」というのは、正直聞いてビックリしました。意外といってはなんですが、カフェが多いんですね!しかも味が良いとなれば、これはとてもうれしいですね。
「やりたいことを伝えたら皆がおせっかいしてくれて実現できた!」という声もあって、それが本気であればあるほど実現する可能性がどんどん高まるのだそうです。東京では絶対に体感できそうもないこの文化はすばらしいですね!
交流会に参加してみて、ますます高知・香美市が気になりました!
移住コンシェルジュやNPO法人の活動、個人ブログなどによる発信があるおかげで、高知県の現地情報は圧倒的に増えました。
インターネットを通じて毎日楽しそうに暮らしている姿を拝見していると、すごく気になりますよね。
ぼくも気になっていたひとりなのですが、以前「香美市移住体験ツアー」に参加させていただき、現地へ行ってみてはじめて「高知県はいいところだ」とはっきり自覚しました。
友人やインターネットから得られた情報だけではわかりませんでしたが、その土地の匂いを感じてようやくそう実感しました。
いまでははっきり申し上げられます。
高知県はいいところです。
住・生活環境はもちろん、海や畑から収穫される恵みが豊富で美味しいですし、お酒も美味しいものがたくさんそろっています。
でも、なによりも住んでいる「人」が豊かだと感じました。
移住者の「コレ最高!」という声の中に「お酒飲むと地域の人とすぐ仲良くなれる!」というのがあったのですが、移住する側を受け入れてもらえる広い心を持った方が多くいらっしゃるのは、まだそう馴染みのない土地で生活する上ではとてもうれしいことです。
「人と繋がりやすく、求めると誰かが紹介してくれる!」という声もあったのですが、みなさん他人を応援することをごくあたりまえのことと捉えて、他人に積極的に関わっていく文化は、「人」が豊かだからこそできるのではないでしょうか。
そもそも今回の交流会自体がそうでしたが、「高知に興味を持っている東京のみなさんとつながりたい」という思いひとつで会を企画・運営されて、「参加者のみなさんが楽しんでくれればそれでいい」とはっきり仰っていたスタッフのみなさんの情熱は、まさに高知県ならではの「人の豊かさ」のあらわれだと感じました。
今回の交流会に参加したことで、高知の「人」のぬくもりを感じられて、高知県と香美市のことがますます気になってしまいました。
次は現地でみなさんにお会いしたいです。
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【筆者】あるクマっぽい人(安宅寛高)
1980年4月生まれ。東京都出身。ギター弾き×Webライター×プロブロガー。
2015年2月よりブログ運営中。ブログを書きまくってたら会社を辞めることになりました。それを期に好きなことだけして生きています。自身の好きなこと・スタイル・考えなどを発信中。
【ブログ】あるクマっぽい人が書くブログ
https://yasumihirotaka.com
【関連リンク】高知移住って実際どうなの? 3/24東京開催「高知移住のホンネを喋る交流会」で聞いちゃおう!
https://yasumihirotaka.com/npo-inakami-kochi-ijyu-event-20170324