高知大学、高知県立大学、高知工科大学の学生が集まり、移住をテーマにした映像づくりを競い合っている「神池映像作成コンテスト」。その作品締め切りが2月28日とせまり、各チームが次々と神池を訪問し、思い思いに撮影をすすめています。そんな撮影を行う大学生と、それを受ける神池の人達の様子を見ていて感じた、移住におけるオープンマインドの大切さをご紹介してみます。

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地域住民も大学生の作品に出演♪

今回のコンテストは移住をテーマにしていることもあり、大学生には地域住民とコミュニケーションをとりながら作品をつくってほしいという想いがありました。そのため、事前にコミュニケーション研修も行った上で撮影に入ってもらったところ、期待以上に地域住民と親しくなり、とても明るい雰囲気での撮影が実現していました。チームによっては、作品のシナリオを担当する監督役もおり、そのイメージを実現すべく、役者が汗をかき、地域住民にも「○○を用意してもらうことはできないか?」「○○の役をやってもらえないか?」などと積極的にコミュニケーションをとっていました。

神池住民と大学生
作成中の映像について楽しそうに語る神池住民と大学生

外の人を受け入れる神池のオープンマインド

今回の撮影がとてもよい雰囲気で行われた背景には、大学生の頑張りもさることながら、神池の人達がオープンマインドで接してくれたことが何より大きかったと感じています。大学生が何を言っても、できるだけ応えようと動いてくれたり、反対に自分たちにはこんなことができると提案してくれたり、大学生に任せきるのではなく、大学生と一緒になって、本当に前向きに取り組んでいただきました。

大学生からも「私たちの方が元気をもらった」「本当に温かかった」といった感想が口々に聞かれました。

地域住民にも求められる移住者を想う気持ち

移住するということは、当然その地域に長く住むということですので、地域住民とのコミュニケーションが必須となります。だからこそ、外から移住してくる人は移住冊子に載っているような「移住の心得」が求められたりします。ただ、移住者が地域住民に対して誠意をもって接することと同時に、受け入れる地域もまた、移住者に対して温かい気持ちで接することがとても大切であることを、今回の大学生と神池の人達が教えてくれたような気がしました。

外の人を歓迎するおもてなしの気持ち、地域の想いを伝える積極性。そんなオープンマインドが移住促進には不可欠なのかもしれませんね。

 

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