近年「教育移住」というキーワードが注目を集めています。教育移住とは、大人の理想の暮らしを求めた移住とは異なり、子どものために理想の教育環境を求めて移住することを指すものです。以前は教育移住=海外移住が多かったですが、近年は自然環境や特色のある教育環境を求めて国内で移住する人が増えています。
「探究」と「協働」を軸とした香美市の教育理念
私達の住む高知県香美市も、そんな「教育移住」の選択肢の1つになるのではと考えています。香美市は、地方では珍しく保育園から大学まで揃った学園都市と言えるまちで、県の特別支援学校も同市にあります。
市の基本理念として「探究・協働・創造」を掲げ、市民がよってたかって子ども達の探究教育を支え、未来を創る人づくりを行う、というイメージを持っています。
そんな教育の取り組みの代表例として、公立学校で初めて国際バカロレア(IB)認定校となって大宮小学校があり、令和6年度から山村留学の受け入れをスタートさせた大栃中学校があります。また、市内全ての小中学校に「地域学校協働本部」が設置され、子ども達の教育を地域の大人達が支える体制が整っています。
【関連リンク】
・夜の小学校に170人!高知のバカロレア認定校が取り組んだ先生達のエキシビション
http://inakami.net/enjoy/teacherex-31846.html
・なんにも知らなかったよ!大栃中学の山村留学。ママから見たいいところ聞いてみました
http://inakami.net/life/oodochimama-31482.html
香美市の教育振興計画の詳細は以下リンクをご覧ください。
【外部リンク】
香美市 第二期香美市教育振興基本計画
https://www.city.kami.lg.jp/site/kyoiku/kyoikuplanno2.html
香美市の中では大宮小学校のIB教育が目立っていますが、他の学校もそれぞれ特色ある探究教育を行っていると感じています。これから改めて各学校を訪問・取材して、その魅力を本サイトで紹介できればと思っています!