高知県香美市の子育て事情をお伝えする「子育て特集」第3回目の掲載です。

(2018年3月26日修正版を再掲載)

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自然豊かな田舎に住む選択をすると、子ども達の通う学校が家から遠く、学校まで歩いていくことが困難な場合がでてきます。そういった学校から離れた家にすむ子ども達はどのように学校に通い、どんな進路を選択し、どんな遊びをしているのか。そんな疑問に答えるべく、香美市の里山に住む子育て中の方々に話しを伺ってみました!

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※画像はイメージです

通学方法は無料の市営バスが中心

・登校時は7:00時ごろ、下校時は17:00時ごろのバスで通学しています。ただ、そのバスに乗れない場合は、車で送迎するしかなくなりますね。下校時は放課後児童クラブを利用するご家族も多いです。

・市営バスは他の地区からの利用者もいたりするので、朝は近くの友達と一緒にタクシーに乗っていかせることもあります。帰りは市営バスか友達の迎えの車に便乗させてもらったり、ギリギリまで学童にいてもらって迎えにいったりしています。

自転車で途中まで行ってもらってそこからバスに乗るか、同じ学校の子の送迎に便乗させてもらっています。帰りは迎えに行くことが多く、早く迎えにいけない時は社会福祉協議会の施設で待たせてもらったりすることも。すごく助かりますね。

・市営バスを利用していますが、朝と夕方の二本しかなくて不便だなぁと感じることもありました。行事などで土曜日に登校する日や早く終わることが決まっているときなどは、学校がタクシーを手配してくれたりしたことも。これはとても助かりました。

進路は子どもの気持ちを尊重してサポート

・子どもの気持ちを優先して、行きたいところにいかせます。そのために送迎が必要なら、それはするつもりです。

・中学高校になると、香美市内だけだと選択肢が1つ(香北中学校・山田高校)に限られますが、どの進路を選ぶか(市外や県外など)は、子ども自身に任せたいと考えています。ただそうなると通学は難しくなるので、寮のある学校などが選択肢になるかもしれません。

・子どもは私学に行くことも考えているようなので、本人に任せてサポートに回ろうと思っています。

近所に友達が少なくても遊びはそれほど困らない

・平日はほとんど遊ぶ時間がありませんが、学童で宿題をしたり遊んでくるので近所に住む友達が少なくても特に寂しいということはないようです。長期の休みも学童を利用させてもらっています。

・子ども(小学生)は普段、自宅の庭で遊んでいることがほとんど。自転車に乗ったり縄跳びしたり、かくれんぼしたり。家の中ではブロック遊びやお店屋さんごっこなども。畑も遊び場になって収穫の時期なら収穫そのものが楽しい遊びになっていると感じます。

・きょうだいで仲良く家の前の田んぼでボールを投げて遊んだりしていますね。

・携帯ゲームなどは依存してしまうのではないかと心配なので持たせていません。どうしてもしたいというときは、iPadで学習ゲームをさせるようにしています。(問題を解きながら迷路を進むみたいなやつとか)

・うちの近くには友達は住んでいないため「近くにお友達がいてほしいな〜」とつぶやくこともありますが、休日には公園やイベントなどで友達に会えますし、習い事でたくさんのお友達と毎週関われているので今のところ友人関係には困っていないです。

・バレーボールのクラブに参加しているので、土日も練習や試合などがあって、意外と困っていません。練習がない時も同じクラブの友達と自主練習をしていることが遊びの一環になっているみたいです。

・近所の子と外遊びをすることがほとんどです。あとは休日のイベントごとなどに家族で行くぐらいですね。意外と困ってないかも(笑)

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子育て中の先輩移住者からのコメント

・田舎に子どもが少ないのは現実ですが、地域のおばあちゃんおじいちゃんもよいお友達。この場所が好きで暮らしているので得に不満は感じていないですよ。

・移住を考える方は「田舎暮らし」にあこがれると思いますが、私個人としては、山奥すぎるところへの移住はオススメしません。あまりにも山奥だと、通勤・通学・通園に不便ですし、外へ遊びに出て行く機会も減ると思うので、子どもにとっては辛いかもと感じるためです。適度に田舎で、市街地へのアクセスもそれほど悪くない場所を選ぶのがオススメです。あと、確実に車は必要ですね!

・近所のおじいちゃんおばあちゃんがまるで親戚のように接してくれるので、田舎ならではの人との関わりが、子どもが成長していく環境として最高だと思っています。

・車が必要なことと、それに伴ってガソリンやタイヤの消耗などが重なって、「はぁ…」とため息をつきたくなるようなことも(苦笑)

・ゆっくりゆったりと子育てができる。地域の方から、子どもが学校から帰ってくる時に『「ただいま」「おかえり」のやり取りができてうれしい』と言ってくれたりも。いつもたくさんの方が見守ってくださっていて、私たちも一緒に見守るという関係がとても心地良いです。地域の皆さんには感謝しています。

・田舎は自分でやらなければいけないことも多いので、そういった姿から子どもに「生きる力」を見せていきたいと思っています。

・距離的な問題で何をするにも時間がかかるので、自分の時間は少なくなってしまうかも。うちは近くに病院などもない場所のため、車で一時間ぐらいかけて行っています。もっと人が増えれば活性化していくんだろうなとは思いますが、ま、何事も「元気があればなんでもできる!」ですかね(笑)

・都会だとなかなかできなかった自分がしたいことを試すことが田舎ではできると思っています。ただ「いきなりその地域に飛び込んで何かする」というのはハードルが高い。紹介・仲介をしてくれる方を見つければ、気持ち的にも楽かもしれませんね。

スタッフまとめ

学校から離れた場所に住むことに対して、親としては子どもの通学や進路、友達のことなどを心配してしまいますが、実際に住んでいる方の話を聞くと、その場所に応じた楽しみ方をしていたり、週末や習い事、学童などをうまく利用していて交友関係を深めたりしている状況がありました。特に「収穫も遊びになる」「地域の人達に見守ってくれている」といった感覚は、田舎暮らしならではだなぁと感じました。

あとは、やっぱり車が必須ということ!通学に市営バスは利用できますが、時間が合わなかったり乗り過ごしたりすると自動車で送迎するしかなくなってしまいますし、住んでいる場所からバス停までが遠いと、そこまでの送迎も必要になります。

そんな不便な面もありますが、今回話してくれた皆さんは、田舎での子育てをポジティブに捉えて充実した日々を過ごされているなと感じることができました。

田舎に移住して子育てを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

香美市の子育てをもっと具体的に知りたい!と感じましたら、以下のお問い合わせフォームより気になる点をご連絡ください。NPO法人いなかみのスタッフが関連資料の送付や現地案内等をさせていただきます。

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