高知県香美市香北町で「こどもアート教室」始まります!
4月6日(火)から、香北町美良布にある基幹集落センターで始まる「こどもアート教室」。
講師の先生は、香北町のカフェ Ochoを営まれている 西奥起一さん・栄利子さんご夫妻です。
<<ちなみに、Ochoさんは、先日3月19日(金)にアウトドアショップ&カフェとして、リニューアルオープンされました!https://www.facebook.com/ocho8.cafe/>>
香美市在住の親目線で、教室をご紹介いたします!
「こどもアート教室」
昨年から南国市で開かれていた「こどもアート教室」。
インスタグラムで発信されている活動を拝見すると、講座ごとに準備された素材とテーマがあり、子どもたちが集中して作品を作っている様子がわかります。そして、子どもたちが生みだす造形物は、それぞれとても個性的。異年齢の子どもたちが集まっている教室なので、できることが違うという技術的なこともあるかもしれませんが、何より、アート教室が自由な発想を支えてくれる場所なのだろう…、子どもたちが自由な発想を形にできるというのは、安心感と根本的な肯定感があってこそだろうし、と、「こどもアート教室」に憧れをもって見ていました。
https://www.instagram.com/art_ocho8/
香美市の子どもたちが参加できる機会があるといいな…と思いつつ、香美市から毎週通うのは難しい…
そんな話を西奥さんにお伝えしたところ、なんとなんと、西奥さんは「少人数からでも、まずは始めよう!」と香北町での教室開講を決断、すぐに会場探し始められたのでした。もともと、「地元で教室ができればいいけど、需要がないだろう…」とお考えだったとのこと。子どもの絶対数が減っている地域の中において、子どもたちの体験機会が増えることは、ありがたい限りです。
西奥さんは、アート教室の目的を「絵が上手く描けるようになること」ではなく「アート的思考ができるようになること」だとお考えで、チラシにも「一人で 考える力を 育てる」と書かれています。
費用の話など
ホールを広々とつかったお教室。”アート教室”という響きや、海外でも活動をされてきたおふたりが先生とあっては、参加費用も高額なのでは、と気になるところです…
参加費: 月額4,000円(しかも兄弟割引があって、2人目から半額!)+材料費実費・保険料など
持ち物: 小学校で使う絵の具セット的な画材、2B鉛筆など
服 装: つなぎ服(汚れを気にせず、思いっきり動けるように)と上履き(古くなったシューズなど)
参加しやすい費用設定を知った時、西奥さんは、ご自分たちの技量や経験を子どもたちに惜しみなく伝えようとされているのだと感じました。また、子をもつ親として、教室を通じ、地域の中で子の育ちを見守ってくださる方が増えるということ自体が、幸せなことだと思います。
現在、小学生以上の参加申し込みを受付中!
関心のある方は、ぜひ、西奥さんまでお問い合わせください。
開催日時: 毎週火曜日の16:30~17:30 (16:20集合で準備・18:00までに片付けを含め終了)
場 所: 香美市香北町美良布1211(香美市基幹集落センター2Fホール)
お問い合わせ・お申し込み
Tel:0887-59-3759
講師プロフィール
<西奥起一>
嵯峨美術短期大学美術学科の講師を6年間勤めた後、文化庁在外研究員としてメキシコに滞在。メキシコ国立エスメラルダ大学客員アーティスト。メキシコ芸術アカデミー講師。さかきこどもアトリエ講師(京都・大阪)
<西奥栄利子>
日墨交流計画外務省文化交換留学制度によりメキシコに滞在。メキシコ国立自治大学でアート、クラフトを学ぶ。メキシコ芸術アカデミーこどもクラス講師。
(記事作成:NPO法人いなかみ)