こんにちは。香美市土佐山田町平山地区にある、ほっと平山の門田です。私、門田は、生まれも育ちもこの平山地区(厳密には曽我部川集落)で、県外で一人暮らしをしていましたが、24歳の時にこの地へUターン。

その後生まれた子供たち三人は、親のエゴで(笑)ゲームや市販のおもちゃなどを極力使わない、外で遊ぶスタイルで育てています。

も~い~くつね~る~と~

平山の正月1

平山の正月2

年末にはお餅をついて、お鏡さんや新年を迎える準備を行います。昔はどこでも当たり前に情景だったことですが、この日の為にもち米を作り、一年かけて地域内外の人達と一緒に年の瀬を楽しむことが、今となっては日本人に生まれた極上の贅沢になってきたと感じます。

続けていきたい景色の一つです。そうこうしていると、新年はニコニコやってきます。

お正月には凧あげて~♪

平山の正月3

田舎には公園なんてありません。目の前に見える景色いっぱいすべてが遊び場♪保育園で作ってきた凧を、体力の続く限り上げ続け、夜は泥の様に眠ります。この姿も今は本当に少なくなってきました。

だからこそ、通りかかった地域の人が、目を細めて『可愛い可愛い』と声をかけてくれる。そこからまた、コミュニケーションがうまれ、地域全体で子育てができる環境がうまれてきます。それが平山に住む醍醐味の一つだと思っています。

平山の正月4

※まき割り用の丸太戸と板を見つけ遊びだす長男長女。

モノがあふれかえる世の中、与えられたモノではなく【工夫】して遊ぶ。そこに子供たち【らしさ】が垣間見える瞬間が、エゴかもしれませんが親としても何とも嬉しい時間なんです。

遊ぶ時は大人も全力で!!!

平山の正月5

平山の正月6

大人の最優先事項は、子どもが安全で安心してあそべる環境づくりです!上の写真のように、しっかりと子どもにはヘルメットを被らせて安全に配慮し、時にはこんなことをすればこう言うケガをするんだよ。という事を実際に見せること(写真2枚目)が大事!!! 真実は我が遊んでこけただけなんですが(笑)

何もかもが『危ないからダメ』『迷惑だからダメ』と禁止するのではなく、子ども達で考えてその中で学ぶ姿を見守ることは、昔は当たり前の光景でした。

おやつはそこらあたりに

まさに『道草をくう』』とはこういう事。色んなところにその時々に生る自然の恵み。大人になって感じる我々からしたら懐かしい味を子ども達にも感じてもらって、そして生きる力の一つとしても大いに役立ててもらいたいです。

平山の正月8

昔ながらのことをそのまま続けていくことも、最近は減っている世の中ですが、当たり前にそれらを続けていく責任もこれからの田舎では必要となっていると感じます。地域に根差すには、まずはその地域を思いっきり楽しめているかどうかです。次の世代への大人の責任はそこだと思っています。以上、平山の子育てシリーズ第一弾でした!!

【関連リンク】
勇気を出して飛び込め!高知県香美市にある隠れ川遊びスポット
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この記事を書いた人

ほっと平山門田さん

【プロフィール】ほっと平山 門田隆稔

香美市土佐山田町出身で、18歳から役者をやったりしながら県外を転々とし、24歳で帰郷。3人の子を持つ父ちゃんです。『地域交流施設 ほっと平山』の施設長として、宿泊施設を運営しながら、中山間地域の現状と、これからの課題に奮闘中。 好きなことはめんどくさい事。好きなジブリキャラクターは『カンタ(大垣勘太)』です。

WEBサイト:ほっと平山 http://hot-hirayama.jp/

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