台風の接近に伴い本日8月9日の前夜祭が中止となり、明日からの本祭も開催が危ぶまれている よさこい祭り2014。よさこい大好き いなかみライフ管理人も、天気図横目に悶々としています。台風早く過ぎてくれ!

さて、そんな高知のよさこい祭り、実は移住とも縁の深いお祭りであることはご存じでしょうか?今年6月に高知に移住したブロガーのイケダハヤトさんも「よさこい移住」の存在を聞いて驚いたようで、

移住促進の話を色々伺っているんですが、「よさこい移住」は衝撃を受けました。
「よさこい移住」で検索すると、実際に移住しちゃった方がヒットしますね。

 

「よさこい祭り」で踊るために「移住」する人がいると聞いて衝撃を受けた #移住日記 vol.28
http://www.ikedahayato.com/20140710/9547404.html まだ東京で消耗してるの?

と、その衝撃を移住日記としてまとめています。

移住者に共通する一点豪華主義

「よさこい移住」と聞くと、一般的な移住と異なり特殊な人達だけの話のように思われますが、香美市に移住した方と接していると、その本質は同じであるように感じます。それは、どちらの移住も一点豪華主義的な考え方があるところです。(※一点豪華主義:全体的には質素でありつつ、特定の物事については出費を惜しまずに豪華さを追究するあり方 (出典:weblio辞書))

よさこい移住者の多くは、「よさこい」のために仕事を辞め、高知で新しい仕事を見つけ、よさこい期間は仕事を休み、チームが県外に踊りに行くとなれば、たとえ自腹でも参加します。まさに「よさこい豪華主義」です。

だるまよさこい

それに対して香美市の移住者も、「安心安全」にこだわって住む場所や買うものを決めていたり、「豊かな水や空気」があるから、たとえ不便でもその場所でモノづくりをしていたりと、何か1つ譲れないこだわりを持って移住してきている人が多いと言えます。

反対に、そうした「何か1つ」が無ければ、移住後の仲間作りに苦労したり、想像と違うかったと再転居する結果になることもあります。

移住する際は「私にはこれがある!」を1つ持っておけば楽

よさこいでも仕事でもライフスタイルでも、何でもいいです。本気で移住を考える際は「私はこれさえあれば他は我慢できるぞ」というものを1つ持っておくことをお勧めします。当然ながら、知らない土地に行けば不安になることがたくさんあります。その不安を軽減することが いなかみライフ の仕事ではあるのですが、それでも不安の根っこはご本人にしか解決できません。

そんな時に「私にはこれがある!」「これがあるからここに来たんだ!」という軸となる一点をもっていれば、気持ち的にずいぶん楽ですし、何より地域に溶け込むきっかけや、新しい可能性を作りやすいです。類は友を呼ぶ、というやつですね。

「私の一点豪華」ぜひ考えてみてください♪

■おまけ「よさこいの魅力」

よさこいが踊りたいから高知に移住する。よくよく考えるとなぜ祭りのためにそこまでするの?と疑問に感じます。よさこい祭りは有料参加(平均2〜3万円/人)です。チームによりますが練習は基本1ヶ月以上あります。そして本番は真夏の炎天下で踊るんです。言葉は悪いですが、超ドMのお祭りです(笑)

それでも踊りたい、移住してでも踊りたい!と人々を魅了するポイントは

  1.  踊り子1人1人が着飾って主役になれること
  2.  それを応援してくれる観客がいること
  3.  本番というゴールに向かって仲間との時間を共有できること

の3点にあると感じています。部活やサークルのノリを老若男女がやっている、という感じが近いかもしれませんね。

そんな「よさこい祭り」が8月10日・11日(12日は後夜祭)に開催予定。気になった方はぜひ高知に遊びに来てください。 一度見ると次はきっと踊りたくなりますよ♪

・・・だから台風去ってくれ〜(T△T

 

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