移住に関する情報収集をしていると「田舎暮らしの掟」「田舎暮らし3つのポイント」といった、田舎暮らしに対する注意点をよく見かけます。その多くが、地域に溶け込むことの大切さだったり、必ず下見をしておくことだったり、車利用や家の改修などで思った以上にお金かかるよ、といった内容だったりします。
でもこれって、若者ではなく、退職後のセカンドライフをイメージして書かれているものが非常に多いと感じます。もちろんどれも大切なことですので、世代を超えて注意すべきなのは間違いないのですが、セカンドライフを考えての移住と、若者の移住とでは、求めるものは全く異なります。
そこで今回は、若者が地方に移住する際に押さえておくべき、たった1つのことをご紹介しておきます。
インターネットがストレス無く使えるかどうか
はい。単純な答えですが、これに尽きると私は思っています。これさえあれば何とかなる。もちろん、どんなライフスタイルを選ぶかによって、必要なものは代わってきますが、ネットがあれば仕事の可能性も広がるし、買ったモノを届けてもらうこともできます。ある意味、現代における最強のライフラインです。
でも田舎って、ちょっと山に入ると光回線が通っていません。残念ながら香美市もそうです(国道195号線沿いは、あと数年で物部町大栃まで光が通る予定)でもADSLは大抵あるのでネットを使うことはできます。ただ、移住者が多い地域であれば、必然的に回線利用者が多くなるため、動画などの重いデータは結構なストレスになると聞いています。
ではWi-Fiはどうかというと、もちろんほぼ飛んでません。残念。。でも携帯の電波は大抵入るので、軽いデータならそれで対応できます。田舎のネット環境はまだまだそんなもんでございます。その代わりに豊かな自然環境がある。
【香美市物部町大栃】
田舎の“町暮らし”のすすめ
そこで、ちょっと田舎で暮らしてみたいな、という若者さんに対して、いなかみライフがお勧めすしたいのは、田舎の町への移住です。香美市で言うと土佐山田町への移住となります。なぜそれをお勧めするのか?はい。光回線があるからです! あとは自然が近くにあるから。
セカンドライフの移住であれば、求めるべものはたくさんありますが、若者の移住であれば、ネットさえあればたぶん何とかなります。東京にいても田舎にいても、ネットさえあれば同じことができる。ネットをうまく使えれば、あなたの力で田舎を面白くすることだってできるかもしれない。
多くの人がイメージする「田舎暮らし=農業」というスタイルも好きですが、「田舎暮らし=自然の側でパソコン仕事」という捉え方の方が、若者にはとっつきやすいと思っています。徳島県の神山町などがそんな移住の最先端ですよね。でもそれよりもうちょっとだけ、ユルい感じに若者が来られる香美市にしたい。それが、いなかみライフのテーマである「田舎暮らしの再定義」の1つです。
【外部リンク】
イン神山 http://www.in-kamiyama.jp/
もちろん「じゃあ田舎に仕事はあるの?」といったハードルはありますが、そのお話はまた次の機会に♪
【香美市土佐山田町】
【関連記事】
「町・里・山」香美市にある3つのライフスタイル。
http://inakami.net/life/lifestyle-2321.html
田舎暮らしに憧れる28歳です。
とても参考になりました。
次の仕事の記事はアップされていますでしょうか?
コメントありがとうございました。仕事の記事はまだアップできておりません。
いろいろと感じていることはありますので、ゴローさんのコメントをきっかけに
近々まとめてみようと思います。またご訪問いただければ幸いです。