11月3日は大川美良布神社へGO!
高知県香美市香北町には、「川上様」と地元の人たちに親しまれる大川上美良布神社があります。ここでは、毎年11月3日は「おなばれ」と言われる秋季大祭があり、その祭りの中で鳥毛・羽熊、練り込みや浦安の舞姫、みちきり、棒打ち、碁盤振りと呼ばれる人たちが、町内を練り歩きます。
開催目前に迫った今、香北青年団のみなさんが練り歩く練習など猛特訓中。今年初のメンバーもいるようでベテランメンバーからの指導も熱が入っているそうですよ。しかもなんと香北町青年団のFacebookでは、川上様のおなばれをライブ配信するそう! 現地に行けない方もリアルタイムでご覧できますね♪
【外部リンク】香北青年団 Facebook
https://www.facebook.com/香北町青年団-1249243401776515/?hc_ref=PAGES_TIMELINE
昨年初めて目にしたのですが、この祭りがある香北町がなんと羨ましかったことか!もう地域中の小さな子どもたちから大人たちまで一緒になって祭りに参加している様子がとてもとても素敵でした。お店や病院の前では椅子を並べて練り歩きが来るのを、今か今かと楽しみに待ち構え、頭上に鳥毛をふさふさしてもらって喜んだり。
プログラム
13時30分頃 おなばれ往路出発 棒打ち及び碁盤振りが随時行われる
14時10分頃 御旅所祭典 浦安の舞・一夜酒のふるまいがある
14時40分頃 おなばれ復路出発 棒打ち及び碁盤振りが随時行われる
15時00分頃 鳥毛羽熊の練り込み 鳥毛羽熊の取り付けられた長さ6m余りの棒を、地面につかんばかりに倒し、拝殿へと練り込み、練り戻す、お祭りのクライマックス
検索していると迫力のある写真を発見! ちなみに、前年のおなばれの人数は170名で大行列だったとか。ますます自分の目で見たくなりますね♪
大川上美良布神社の御神幸は高知県指定無形文化財!
さらに、詳しく調べてみると、高知県香美市のHPでは「大川上美良布神社の御神幸」と呼ばれ、高知県指定無形文化財とのこと。
神社の御祭神が行列を組んで御旅所の神明宮を往復する秋祭りをオナバレといい、
江戸時代末期には「奈波連」と読んだことが知られています。
現在の神幸行列は、江戸時代の文政年間(1820年頃)香北町太郎丸にあった文化人・竹内重意が「美良布神社奈波連」として記録した姿に近いと考えられています。
行列に参加する人が持つ持ち物の中に「文化元年(1804年)」の記述があり、
江戸時代末期に神幸の行事が行われていたことは確実ですが、いつの時代から行われていたのかは明らかではありません。
とあります。高知県指定無形文化財が観れるいい機会。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
開催日時:2015年11月3日(火・祝)13:30〜16:30頃 ※雨天中止
場所:高知県香美市香北町韮生野243
アクセス:JR土佐山田駅よりJRバスで約25分「アンパンマンミュージアム前」下車、徒歩約1分。
MAP
【外部リンク】
土佐の香美市観光情報 http://www.kigenhaeikayo.com/event/f001.html