平成6年の開館以来、美術館の収蔵品は少しずつ豊かに、幅広く充実してきました。
その中には抽象画の作品も数多く含まれています。
抽象画は、人や動物、植物、自然などの対象物がひと目見てわかるように描かれているのではありません。
そのため、何を描いているのかわかりにくいと言われ、敬遠されることもしばしばです。
そこで、抽象画をどのように見たらよいのかという鑑賞の手がかりになればと思い、それぞれの作品に大人用と子ども用の2種類の解説をつけました。
ちょっとした解説文を見ながら作品を鑑賞していただくことで、抽象画への親しみが生まれてくるのではないでしょうか。
抽象画の特長として、誰もが思うがままに解釈して楽しめるという魅力があります。
見る人が、描かれているものを自由に頭の中でイメージを膨らませ、楽しむことができるのです。
ぜひこの機会に香美市立美術館で抽象画の魅力をご堪能いただけたら幸いです。
同時に、高知県内外で活躍している岩合泰治・佐竹健児・西悟・浪越篤彦・山崎道の5名の作家による抽象画作品と、香美市内の小学4年生の作品も展示されています。
合わせてご覧ください。
芸術の秋に抽象画鑑賞デビュー!
いかがでしょうか♪
会期
2015年8月22日(土曜日)から10月18日(日曜日)まで
開館時間・休館日
開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(但し、9月21日、10月12日は開館)、9月24日、10月13日
関連企画
館長または学芸員による作品解説
毎週日曜日 午後2時より
場所:展示室 ※入場料要
入館料
一般310(150)円・( )内20名以上団体料金
長寿手帳提示150円
身体障害者手帳、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)、又は療育手帳を所持する者及びこれらの者を介助するために必要な者(身体障害者等1人につき1人)は無料
高校生以下無料