アースデイってどんな日?

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アースデイは1970年、大気汚染などの環境問題が深刻化していたアメリカで、地球環境を考える日として制定された環境記念日です。ちいさな市民団体の呼びかけからはじまったこの活動の輪が、現在では世界中に広がり、環境問題を考えるイベントが各地で開かれるようになりました。高知では1990年からはじまり、今年でなんと27年目を迎える歴史あるイベントです。
高知に根付く小さな経済、作り手の見える食べ物や手工芸品の出店や、緑の中で奏でられる音楽、ワークショップの他、今回で4回目の開催となるアースデイズ高知の名物イベント「ふろしきひろげまshow」が会場内で開催されます。

イベントの多い高知県ですが、自給自足や発電、コミュニティ作りなど、環境とともに「持続可能な社会」が大きなテーマになっているので、移住希望者には特におすすめ。

香美市をはじめ、県内各地から食べ物屋さんや手工芸の作家など、高知でがんばる小商いの実践者も出店しているので、そんな人達と話をするチャンスだってあるかもしれません。

置いてけ、持ってけ、ふろしきひろげまshow!

一度も使っていないもらいものや、まだまだ使えるのに、まったく使わなくなった不要品など、どこの家にもあるのではないでしょうか。フリーマーケットやオークションで処分する、という方法もありますが、手続きがめんどうだったり、結局売れなかったりで、なかなかスッキリしません。そこで、いっそ捨てるか。。となるのですが、ここで奥の手が。。それらのモッタイナイ品物をふろしきにくるっとまとめ、24日にアースデイ会場に持って来てみてください。

ふろしきひろげまshow 参加方法

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まず、アースデイズ高知の会場で、ふろしきひろげまshowの受付を探して下さい。つぎにそこで名前と連絡先を用紙に記入し、あいているスペースにふろしきを広げます。その後店番は不要なので、アースデイズで食べ歩きやライブを目一杯楽しみ、お帰りの際にはふろしきの上に残っているモノと、お手紙(この後説明)をお持ち帰りいただきます。さて、何がなくなっていて、どんな人が持ち帰り、そして何が残っているのでしょう。。

そして、持って来た人も、何も持って来なかった通りすがりの人も、自分が使えそうなものがあれば、持って帰ってかまいません。もちろんお金はいりません。

ざっくりルールをまとめますと。。。
1.持ってくるのはふろしき一枚(約90cm四方)分のスペースに置けるもの
(大型の物なら、物の詳細や引き取り方法、連絡先などを記入したメモを置くなどしてもかまいません。ただし実際のやりとりは当事者同士におまかせします)
2.持って帰るのは、自分が大切に使えると思うものだけ。
3.名前とメッセージ(なぜこれが欲しいのか、あるいはどんな風に使いたいのかなど)を書いたお手紙を品物と引き換えに、ふろしきに置いて帰ること
4.品物を持って来た人は、帰る時に残っている品物と、引き取り手が書いたのお手紙を持ち帰る
5.「ありがとう」を忘れずに

売買ではないので、単純にありがとうというメッセージとともに引き取られます。お金がなくても高価な物が手に入ることがありますが、しかし、それが元々どんな高価なものだったとしても、誰も持ち帰る人がいないまま、イベント終了時まで残ったりすることがあるのもこのイベントの面白いところ。自分にとって本当に必要な物は何なのか、あらためて考えるきっかけになります。

見えないけれど、常に会場に漂うもったいないオバケは、モノを大切にする人にはよいモノとのご縁を、そうでない人にはそれなりの対応をなさる、ということを確信するに至る4回目の開催。

※ちなみに当日のふろしきひろげまshowの受付は、いなかみスタッフのHが担当していますので、よかったら声をかけてくださいませー。

アースデイズ高知 開催情報

2016年4月24日(日)10:00〜16:00頃 ※雨天中止
高知市丸ノ内緑地(高知城南東の広場)
主催:EARTH DAYS 2016KOCHI  https://www.facebook.com/earthdays.kochi/
連絡先:アースデイズ2016・高知実行委員会090-4335-8424(関川)090-9770-0543(中越)
ふろしきひろげまshow 担当:090-3612-0296(村上)

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(2016年4月22日追記)アースデイズ・ピクニックは前日23日の午後1時頃 決行か、中止かの判断をする予定です。

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