高知県香美市では、毎年10月の二日間、土佐山田のはずれにある鏡野公園で「刃物祭り&山田のかかしコンテスト」が、そして隣接する高知工科大学で「大学祭」が同日開催されています! 毎年恒例のビックイベントです!
当日はお天気もよく暑いくらい!10時過ぎに会場へ着きましたが、すでに近くの臨時駐車場は、ほぼ満車で沢山のお客さんで大盛り上がり。 会場へ入ると地元商店「三谷ミート」のバーベキューで楽しそうな宴会がすでに始まっていました。
刃物まつり会場では、刃物の無料研ぎサービスやワークショップ、 飲食やフリーマーケットの出店、地元産品の販売などなど、いろいろな店舗が並んでいます。
写真は取り忘れてしまいましたが、 生姜を取り扱う「(株)あさの」の生姜と鶏肉を焼いたフードが、ピリッとよい辛さで抜群に美味しかったです! お酒がすすみそうな味! 来年もリピート決定です!
公園に入っていくとかかしの展示。Uターンの筆者としては、今年久しぶりに来てみて 出展数は昔より少なくなったように感じましたが、 顔パネルになっているかかし作品など、ユニークなものがたくさんあり、見て歩いたり一緒に写真を撮ったりと皆さん楽しんでいました!
高知工科大学の学園祭の方では、広い学内で学生の飲食出店、サークルの体験コーナー、大学の研究紹介、音楽ライブやお笑いライブ、フリーマーケットなどなど、たくさんの企画が行われていました。
刃物祭りとの同時開催なこともあり、おじいちゃんおばあちゃんからチビッ子まで幅広い層のお客さんが来ているようでした!
香美市の一大イベントは誰もが参加しやすいイベント
このようにイベント当日の参加しやすさはもちろんですが、例えば「山田のかかしコンテスト」は誰でも作って出展することができるんです。 個人、幼稚園児、近所の仲間、夫婦、いろんな人が思い思いのアイディアで作ったかかしが出展されています。
アメリカのお祭りに「傍観者になるな」という合い言葉のお祭りがありますが、 私もお祭りやイベントは参加することが、楽しむ一番の方法だと思っています。
香美市は、伝統的な地域のお祭りだけでなく、このようなユニークなイベントだったり、夏にはよさこい鳴子踊りも踊られていたり(土佐山田祭りなど)、移住者やUターンの人でも参加できる行事はたくさんありますので、ぜひ見に行くだけでなく、一緒に参加して楽しむことをおすすめします!
先にも書きましたが、今回紹介した「刃物まつり&山田のかかしコンテスト」と「高知工科大学祭」は、地元のイベントと大学が合同で開催することにより、いろんな世代が一緒に楽しめるイベントとなっているところが一番の魅力だと感じています。
開催期間中は、土佐山田駅〜各バス停に止まる無料バスもでていますので、ぜひ来年、遊びに行ってみて下さい。私も楽しみです!
この記事を書いた人
【プロフィール】猪野みどり 香美市で生まれ18歳まで暮らす。よさこい祭には高知を出るまで毎年参加。大阪の専門学校を卒業後、東京でヘアメイクとして活動。2016年夏、帰郷を決断。香美市にUターンし、高知の魅力、香美市の魅力を改めて感じつつ高知でなにをやるか模索中。好きなことは、よさこいと旅とカフェの時間。 |