土佐山田町逆川の「龍河洞」は日本3大鍾乳洞の一つとして数えられています。四国で、日本3大と冠がつく観光地は数えるほどしかありません。
この約1億7500万年の歴史をたたえる「龍河洞」をLEDやキャンドルを使って幻想的な空間を体感しようというのが、この企画の醍醐味でしょう!
龍河洞までの通りには、露天や小イベントが目白押しで、洞窟入り口まで辿り着くまでに結構時間がかかります。
キャンドルづくりができたり、近くの雑貨屋さんが集まって、ハンドメイドの商品が売られていました。
露天もあるので、洞窟に入るまでに十分に腹ごしらえができますね。
ミニコンサートも行われています。ここには暖かい休憩席もあるので、生の音楽を聴きながら暖をとることが可能です。他にも土佐山田の特産品である、土佐打刃物や、表札屋さんがありました。
外にも休憩場がありました。龍河洞キャンドルナイトを全部回ると、龍河洞通常ルート約1キロなど、意外と歩くので、こうした休憩場があると、家族連れの方は助かりますね。
30分たってようやく、洞窟の入り口に辿り着きました。
入り口もクリスマスらしく、ツリーが飾られています。
洞窟キャンドルナイトとしてはおそらく日本一
日本の3大鍾乳洞の龍泉洞、秋芳洞はイルミネーションイベントは行なわれていないようなので、おそらくこの龍河洞のキャンドルナイトは、日本一の洞窟キャンドルナイトでしょう。これはもう、全国から見に来て損はないイベントだとおもいます。
今回沢山写真を載せていますが、夏場は写真の撮影は注意が必要です。というのも洞窟は、洞窟内で生息しているコウモリがフラッシュにビックリするので禁止になっているところがほとんどです。龍河洞も基本的にはコウモリが生息している入り口付近などは禁止しているそうです。ですがコウモリは、冬場は冬眠しているからこの冬の時期は大丈夫だそうです。
洞窟内で見るキャンドルの炎は、それだけで不思議な魅力がありますね。
洞窟内は16度もあり、外に比べるとだいぶ暖かいです。
LEDやキャンドルもいいですが、洞窟内のライトアップが幻想的で、見応えがありました。
洞窟の途中でカカシが飾られていました。カカシ祭りが毎年開催されている土佐山田らしい、展示です。その他にも、キャンドルもたくさん飾られていて色々なイルミネーションが楽しめるイベントになっていました。
龍河洞は高知県人なら一度は行ったことがある観光地だと思いますが、子供の頃に行ったきりで、最近は見ていない人も多いはずです。そういった方は是非龍河洞キャンドルナイトに足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと真新しい体験ができると思います。
そうでない人も、この機会に是非、幻想的な洞窟の雰囲気を味わいに来てみてはいかがでしょうか。
龍河洞
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