かみーるに関わるスタッフの皆さんにお聞きしました！

かみーるには、館長さんの他に、司書さんやボランティア担当スタッフさん、地域と図書館をつなぐ方などいろいろな方々が携わり支えています。今回は、オープンして間もない頃に各スタッフさんからお聞きした、かみーるの様々な取り組みをご紹介します。

01.おはなしのへやでは「おはなし会」を定期的に開催

「おはなしのへや」には、小さなお子さんの身長をはるかに超える大型絵本があったり、乳児向けの絵本があったり、アンパンマンの作者やなせたかしさんのコーナーがあったりと充実しています。こちらを利用する際は、靴を脱いでリラックスした中で本が読めます。

こちらの部屋では定期的に「おはなし会」を開催。最新情報は公式Instagramをチェックしたり、図書館へ直接お問い合わせください。

おはなしのへやの入口には、「おばけチェスト」が２つ並んでいます。

４本足のおばけチェストの扉を開くと、絵本が並んでいます。その時々で、並んでいる絵本が異なるので、ぜひ扉を開けてチェックしてみてください。

02.4か月検診で本をプレゼントしています

香美市立図書館では、2021年4月から4か月乳幼児検診のときにブックスタートのバックに、絵本を入れてプレゼントしています。このブックスタートは、図書館や本とつながるきっかけでもあります。

図書館が移転するにあたり、司書の仕事として、多くの選書を行いました。選書を行う際、地域の方が利用しやすい図書館となるよう、いろいろなテーマで役立つように、地域に根ざした本を選書しています。

山や森林、移住、香美市コーナーなどをはじめ、子育て中の方が利用できる子育てコーナーにも選書した本がたくさんあります。ブックスタートで選書された本も子育てコーナーに置いてあります。

03.「おでかけ図書」と「おでかけ図書館号」があります。

香美市内には「おでかけ図書」が現在、約30ヶ所あります。

「おでかけ図書館」とは、 香美市の図書館から本を、学童や診療所、美容院や公共施設、学校など様々な場所に貸し出し、遠方で図書館になかなか行けない人にも気軽に本を楽しんでもらえる取り組みです。

このおでかけ図書館が、地域と図書館をつなぐ役割にもなっています。おでかけ図書館の本は2か月程度で交換し、今回新たに導入された「おでかけ図書館号（図書館の車）」で香美市内各所に本を届けています。小学校にもおでかけ図書館を設置することで、大人向けの本が並びます。

リクエストを出せば、次回のおでかけ図書に希望するジャンルの本が届くことも。

NPO法人いなかみが管理している香美市立移住定住交流センターにも「おでかけ図書館」があり、100冊ほど本がお出かけしてくれています。２ヶ月に１回程度、本の入れ替えを行い、毎回、普段目にしなかった本を読める素敵な機会となっています。

04. かげで支えるボランティアスタッフ

かみーるには、「ボランティア室」があります。

毎週水曜日に、事前登録しているボランティアさんが来館し、館内整理や本の清掃、ボランティア室でラベルの貼り替えや修理を行なっています。ボランティアさんはご自身の空き時間を利用して、一日2時間程度（午前中10〜12時のみ、午後14時〜17時のみなど）活動をされる方々が多いです。

ちなみに、１回のボランティア活動で、50ポイントのカミカポイントがもらえます。