高知県香美市にある、高知県の森林や林業関係の拠点「高知県森林総合センター」。高知県の森に関するたくさんの情報が集まっていて、一般の方には、お子様からご年配の方まで、木や森に親しんでいただける情報交流館という建物があります。
ここで開かれる様々なイベントの中から、今回は、森や木に深い知識を持ち、木を使ったもの作りの楽しさを“森”と“木工”のスペシャリストが教えてくれる木工講座をご紹介いたします。
これから木工をはじめたい、基本から勉強してしてみたい、森林環境について関心がある方などにぴったりの講座で、3回シリーズです。
第1回目 森のお話しとCO2の缶詰め作り、木箱作り
日時:2018年4月22日(日) 9:00〜16:00
高知県の森林率84%をテーマに、日本一の森からの恵みについての話をお聞きいただきます。
実習はノコギリ、カナヅチなど手道具の基本を学び、CO2のカンヅメと、スギの木から木箱を作ります。
第2回目 木の棚作り
日時:2018年5月13日(日) 9:00〜16:00
ノコギリ、カナヅチなど手道具の基本のステップアップ。
スギの木から、2枚の板を使って木の棚を作ります。
第3回目 ランプシェード作り
日時:2018年6月10日(日) 9:00〜16:00
間伐材のスギの輪切りを利用し、和紙でランプシェードを作ります。
講師は木星会の代表「川村純史」さん
木のスター(星)になるという意味を込めて木星会を立ち上げ、木材の有効活用に力を注ぎつつ、高知の森を楽しく元気にする団体“84プロジェクト”などの理事も務められています。
こう説明するとお固い方のようですが、とてもおだやかで優しい方。でも、森や環境、地域振興、人材育成にはすごく熱い人なので、すばらしい話もたくさん聞いていただけると思います。
これを体験すれば、木の工作なんてへっちゃら。自分で物を作る自信がつくこと請け合いです。
それだけではありません。技術的なこと以外にも、木のことがだんだんわかってきます。国産と外国産の違い、国産でも高知県産材の特徴、重い木や軽い木などなど、今まで漠然としていたことが見えてきます。
さらには、日本一の森林率を誇る高知県の森林の現状に詳しいプロフェッショナルと関わりを持つことで、地域の問題=地球の問題=自分自身(次代を担う子どもたち)の問題という気づきにもつながります。
これだけのことを体験できる機会は、ありそうでありません。
さらに、参加費は3,000円と格段にお得。実費程度の金額です。
参加対象は中学生以上の定員8名。少数精鋭でお伝えしたいので、お早めにお申込みください。
問い合わせ先:高知県立森林研修センター情報交流館
電話:0887-52-0087
NPOいなかみ