かみめぐりレポート2024:「かみめぐり 香美を廻る体験博」が開催されました。2024年9月15日(日)~12月1日(日)香美市の面白いモノやコトを体験できる35のプログラム。各プログラムを主催するプレイヤー達が、参加者のみなさんをつなぎ、元気な香美市に交流の輪を広げます。
いのちをいただく。里山の食べもの、プチ自給自足体験
2024年9月29日に開催された「11.いのちをいただく。里山の食べもの、プチ自給自足体験。野菜づくりや鶏の飼育~解体を五感で学び、おいしくいただこう!」の様子をレポートします。
香北町の韮生野地区は、利便性もありながら、田畑が多く空の広い、のどかな田舎です。そんな地域で動物を飼いながら食堂を営業している「おすそわけ食堂まど」と、野菜づくりをしている日高さんとでコラボし、田舎でプチ自給自足体験ができるプログラムを開催しました。
まずは日高さんとともに畑へ。農薬や化学肥料を使わない栽培のこだわりを教えていただきながら、夏野菜を収穫。土づくりに使っているぼかし肥料を作っている様子も見学しました。
その後は、「まど」で飼育している鶏の解体にチャレンジ!毛をむしるところからスタートし、包丁を上手に使って各部位に切り分けていきます。解体を見るのが苦手な方は、ペットのヤギ・メメちゃんやいろいろな種類の鶏に触れ合ってもらいました。
最後は、地元で採れた野菜やさばいた鶏肉を使った料理をみんなで美味しくいただきました!
畑と食卓とのつながり、「いのちをいただく」ことのありがたさや喜びを感じた体験でした。
参加した方々の感想
・体験ができて良かった。おもしろかった。
・昭和の時代はどこの家庭で鶏を飼っていて、料理して食べていました。鳥の解体を見た事はありますが、実際してみるのは初めてで「生きる力」をつけることができたように思います。皆さんと和気相合で共に過ごせた時間は、貴重な人生経験にもなりました。また、こういう機会があれば参加したいです。数日前から当日まで準備、片付けとスタッフの皆さんお世話になりました。ありがとうございました。
・とても貴重な体験をさせて頂けました。
・興味のある事に経験でき、知らない人と交流できた。
・命の大切さが分かりました。にわとりがかわいそうでした。
(記事制作:NPO法人いなかみ)