高知県香美市は、次の3つの市町と姉妹都市交流を行っております。
ここでは、ます北海道積丹町をご紹介させていただきたいと思います。
姉妹都市になった経過等は香美市のホームページに掲載されていますので、ご覧くださいませ。
北海道の中心地札幌から西へ約80キロ。
港町小樽、ウィスキーの余市を過ぎ、雄大な日本海を右手に見ながら積丹半島に入ると、絶景とグルメのまち「積丹町」があります。
面積は238.21km²(香美市の約44%)に、人口がおよそ2,000人(同 約8%)で、さすが広大な北海道という感じ。
町名の語源はアイヌ語の、シャクとコタン。シャクは夏、コタンは村または郷土のことで、シャクコタン(ShakKotan)=夏場所という意味があります。
ここには12世紀の源義経伝説がありますが、歴史の表舞台に登場するのは江戸時代初期の宝永3年(1706)。
これは北海道の中では古い歴史の1つで、アイヌ人との商いをした記録が残っています。
代表的な特産品といえばニシン。記録では紺碧の海に大挙してニシンの大群が押し寄せていたそうです。
このニシン漁などに雇われ働く男たちのことを「ヤン衆」と言い、彼らがあふれんばかりのニシンでいっぱいとなった網を引き揚げる時の「力入れ」の唄がソーラン節。そう、ここは全国的に有名なソーラン節発祥の地なのです。
今では北海道の海産物の中でも「積丹」は一大ブランド。エビやホタテに、ヒラメ・いか・つぶ貝・ほっけなどなど。
特にウニは漁が解禁になる6~8月にはたくさんの人が生ウニを求めて積丹入りするので、週末はウニ渋滞が発生します。
そして、積丹町の海岸には切り立った断崖や奇岩、シャコタンブルーといわれる絶景が続きます。
ここはニセコ積丹小樽海岸国定公園の一角であり、積丹の海は北海道で唯一の海域公園、「積丹半島と神威岬」は北海道遺産にも指定されています。
姉妹都市交流では、6月に積丹町で開かれる積丹ソーラン味覚祭りに香美市が出店、10月に香美市で開かれる刃物祭りに積丹町が出店している他、双方の小学生が交流事業を実施。そして交流のきっかけとなった「よさこいソーラン祭り」には、合同チームが連続出場中。
息をのむ美しさと海鮮グルメの積丹町。みなさんも是非一度お出かけください。
「よさこいソーラン祭り」出場者募集中
現在、今年6月に開催される「よさこいソーラン祭り」の積丹町合同チーム出場者を募集中。もちろん、このすばらしい積丹町へも訪問し、おいしいものも堪能していただけます。
この機会に、皆さんも積丹町の方とともに札幌の大通り公園で踊りませんか?
詳しくは、香美市定住推進課(℡ 0887-53-1061)までお問い合わせください。
NPOいなかみ