大栃から車で15分、標高430mを超える物部の地。

ここには1500年を超える昔から男池、女池に伝わる龍神伝説や、1000年近く前の安徳天皇伝説など、神秘的な話が伝わっています。

今は人口減少で悩む時代、でもこの地はすこぶる元気いっぱい。神池の春をご紹介いたしたいと思います。

不動火祭り1

まずは、毎年4月9日に高板不動明王堂で開かれる「高板山(こうのいたやま)火渡り」。

昼間はごちそうを食べながら賑やかに過ごし、日没後にお祭り本番がスタート。辺りは厳かな雰囲気に包まれ、祈祷の後、護摩の中心に火が付けられます。その火が治まった後、熱を持った灰の上を、人々は安徳天皇をしのびつつ、家内安全、無病息災など様々に祈願をしながら進みます。

なんとも神秘的で不思議な光景。参拝者の突く鐘の音色が里にこだまし、神池の夜は更けてゆくのでした。
この祭りは秋(10月9日)にも行われております。

不動火祭り

この祭りが終わると、神池には鯉のぼりのシーズン到来。

優雅に女池の上で泳ぐたくさんのフラフとこいのぼり「神池鯉のぼりまつり」の始まりです。

今年の開催期間は4月15日から5月12日まで。昨年、高知新聞で紹介されたこともあってたくさんのこいのぼりとフラフを寄付していただいており、今年は特に賑やかなにこいのぼりの優雅な姿をご覧いただけると思います。

神池こいのぼり

さらに、春+安徳天皇とくれば高板山のゴヨウツツジ。

神池から登る「高板山(こうのいたやま)」は、「皇の居た山」に由来すると言われ、安徳天皇御陵跡があります。ここは古くから信仰の山として崇められており、尾根筋には祭神の祠も見ることができます。

そして、ここで特に有名なのが山頂付近にある多種多様なツツジが群生。特に山頂付近のゴヨウツツジ(シロヤシオ)の樹齢300年を越す大木は見事。花の見ごろは5月初旬から中旬なのですが、今年は少し早いかもしれません。

ただ、今春は林道工事により車両の通行が制限されている可能性があります。
予め香美市HP「物部町の登山に関する通行規制」を確認の上、お出かけいただくことをお勧めいたします。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

人口減ってもなんのその。たくさんのカカシがお出迎えしてくれています。地域のお祭りは地元以外の方も大歓迎。

清少納言の枕草子「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく…」の舞台のような神池の春。

神様へご挨拶いただきながら物部町の自然をお楽しみください。

高板山

NPOいなかみ

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