WEBサイトの価値を高めていくためにはオリジナルコンテンツが必須です。そのコンテンツの1として重要になってくるのが、インタビューやヒアリングです。いなかみライフでも移住者を中心にインタビューさせていただく機会が多々あります。そして、インタビューを行っていると「インタビューのコツって何かありますか?」と聞かれることがあります。

言われてみると、インタビューのコツって何だろう? いなかみライフの場合、インタビューの質問項目を作り、誰でも同じ内容を聞けるる形をつくってインタビューに挑みます。ただ、その回答結果はインタビューする人によって大きく差がでてきます。う〜む、なぜだ?

インタビューイメージ
※写真はイメージです。

インタビューが上手な人は「自分の意見」を伝えている

いくつかの例を思い返して見た結果、インタビューが上手な人、相手から面白い話を聞き出す人は、質問した相手の答えに対して、自分の意見(もしくは共感した他人の意見)を伝えながら話をしていることがわかりました。

決められた項目をただ質問するだけでは、それに対するシンプルな答えしかでてきません。それならばと、さらに質問を重ねて聞き出そうとしても、それはコチラが欲しい回答の誘導のようになってしまい、本当に面白い話がでてくることは少ないです。そこで必要になるのが「自分の意見」です。

「自分の意見」は相手の気持ちを刺激するスパイス

自分の意見が必要な理由は、相手の気持ちを引き出すために使うからです。インタビューのテーマに対して「私はこう考えている」「○○さんのあの考えに共感している」など、こちらから具体的な話を提示してあげることで、相手はそれに共感や反発を感じ、自分の想いを出しやすくなるのだと感じています。

ただ、自分の意見を伝えるといっても、激論を交わすわけではありません。伝えた後は聞き役に徹します。あくまで相手の話を聞くのがインタビュー。時間があれば意見をぶつけ合うのも面白いですが、限られた時間ではなかなかそこまでは難しいですので、自分の意見をスパイスにしながら、相手の本音を引き出すような形にするのが、良い結果につなげるコツのようです。

意見を伝えても本音が出てこない時は?

とはいうものの、意見を伝えても反応が薄いこともよくあります。そんな場合は早めに切り上げて次の対象者に意向するのがベストです。反応が薄いということは、そのテーマに対して強い想いを持っていない可能性が高いからです。質問者の意見がトンチンカンで本音を隠されたという可能性もありますが、もしそうなら勉強不足。それをこの場でフォローするのはまず無理です。

インタビュアーは常に情報収集を

以上のように、質問しながら自分の意見を伝えることが、インタビューで面白い話を聞き出すポイントになると感じています。ただそのためには、意見を伝えられるだけの情報収集が不可欠となります。その分野のコトを知らなければ、意見を伝えることなどできません。ですので質問する側、インタビュアーになる人は、その分野の情報収集を常にしておくことをお勧めします。

そうすればきっと、相手との距離が縮まり、よい話が聞き出せますよ〜。

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